【コールセンターは楽すぎ!?】と思うのは要注意!業務内容が最も重要

コールセンター情報

コールセンターの仕事は楽すぎると聞いたことがあり、「転職して働いてみたい!」このように考えているなら要注意。

人によっては確かに楽な仕事と感じているかもしれませんが、コールセンターが楽すぎると感じるには「働く人の特徴」「業務内容」が一致する必要があるでしょう。

今回の記事では、なぜ楽すぎると言われているかの理由や、主な業務内容を解説します。

またコールセンターは楽すぎると言われている一方で「キツすぎる」「ツラすぎる」との声も多くみられる二面性のある仕事。

「楽すぎ」と「キツすぎ」の境界線はどこにあるのかもまとめましたので転職活動の参考にしてください。

コールセンターが楽すぎと言われる6つの理由

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コールセンターの仕事がなぜ楽すぎると言われるのか6つの理由をまとめました。

  1. 快適な室内環境で座って働ける
  2. 人間関係で苦労しにくい
  3. 仕事内容が明確で分かりやすい
  4. シフトの希望が通りやすい
  5. 髪型や服装の自由度が高い
  6. 仕事内容の割に給料が高い

快適な室内環境で座って働ける

どれだけ仕事内容が楽しくても、職場が寒すぎたり暑すぎたり過酷な労働環境だと「ツライ」仕事へと気持ちが変化してしまいます。

コールセンターはエアコンの空調や、空気清浄機が整備された快適な環境で働けることが一般的。

さらに一日中座って働けますので、体力的にも楽すぎる仕事となります。

人間関係で苦労しにくい

勤務中は電話対応が主になりますので、職場内のスタッフと会話をしたり、連携を取ったりとコミュニケーションを図る必要がほとんどありません。

休憩時間もバラバラのタイミングになる事が多いので、余計な付き合いをするストレスも少ないでしょう。

受電(インバウンド)の窓口は暇な時間おしゃべりをして時間を潰す職場もあるようですが、人間関係が面倒と感じる人は

ケータイを見て時間を潰すことが多いようです。

仕事内容が明確で分かりやすい

コールセンターの仕事内容は次項にて解説しますが、大きく分けて「インバウンド」「アウトバウンド」「データ入力」の3つに分類することができます。

簡単に言うと電話を掛けるのか、受けるのか、データ入力するかという違いなんですが、担当する部署によっては「インバウンドだけ!」といったように

やる事が明確化されている環境は、楽すぎると言われる理由にも繋がります。

また取り扱う商材の営業や、問い合わせが来た時の対応方法は基本的にマニュアルが作成されており

その通り答えていけば、未経験者でも簡単に問題解決を出来てしまう特徴もあげることができるでしょう。

シフトの希望が通りやすい

コールセンターはシフト希望が通りやすい職場が多く、アナタのライフスタイルに合わせ働くことができます。

普通なら土日祝が休みだったり、平日だけしか休めなかったりと業種によって偏りがあるため、前持って分かっている予定でも調節ができず頭を抱えることもあるでしょう。

シフト希望が通りやすい=休みたい日に遠慮なく休める

精神的なストレス低減にも繋がりますので、結果として楽すぎる仕事と言われる理由になっています。

髪型や服装の自由度が高い

コールセンターはお客様と対面する仕事ではありませんので、髪型や服装は自由な職場がほとんど。

スーツを着るのは面倒くさかったり、そもそもスーツ代って何万円としますので2着~3着と揃えるだけでも費用はバカになりません。

また男性なら髪の毛が長くなると

「長い、だらしないから切ってこい」

女性の場合なら

「肩よりながくなってるから結びなさい」

このような事を言われるストレスがあります。

身なりの自由度が高いということは、身なりのルールを守る必要がないので、結果として精神的な楽さにも繋がるでしょう。

仕事内容の割に給料が高い

コールセンターは未経験者でも転職しやすく、体力的に楽な仕事にも関わらず給料は高い傾向にあります。

アパレル業界や外回りの営業などを経験したことある人からすれば、簡単で楽な仕事内容なのに「給料が高い!」と感激することもあるでしょう。

職場によっては、ノルマに応じて給料がアップする制度が採用されていたりもしますので、金銭面を重要視しているならモチベーション高く働くことが可能です。

コールセンターの主な業務内容

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コールセンターは会社ごとに取り扱う商品が異なるだけでなく、同じ会社内でも所属する部署によって業務内容が異なる場合があります。

全ての業務をこなすコールセンターももちろんありますが、分類されやすい主な業務3種類を紹介します。

□コールセンターの主な業務内容

  • インバウンド
  • アウトバウンド
  • データ入力

インバウンド

インバウンド=受電

コールセンターのオペレーターが顧客(お客様)から掛かってきた電話を受ける業務となります。

お客様の問い合わせ内容(注文や問題解決)を対応する仕事になりますので、「効率の良さ」と「専門知識」が求められる窓口となるでしょう。

インバウンドの窓口では、問い合わせ内容が多岐にわたりますので音声ガイダンスを導入している企業も多く、専門性が高い反面、対応すべき範囲は限られるメリットがあげられます。

アウトバウンド

アウトバウンド=発信

コールセンターのオペレーターから顧客(お客様)に対して電話を掛ける業務となります。

お客様に対して商品やサービスの紹介をする仕事が多く、「営業力」や「提案力」が求められる窓口となるでしょう。

営業成績に対してノルマを課せられやすい反面、インセンティブによる給与アップを見込みやすいメリットがあります。

データ入力

インバウンド業務の一部としてデータ入力をメインとしたコールセンターもあります。

お客様が雑誌や通販などで見た商品を購入するための受付窓口として、個人情報の入力や支払い方法、配送方法を確認しながらパソコンに情報を入力していきます。

発注ミス・入力ミスが発生しないように「慎重な性格」「冷静な判断力」が求められる窓口となるでしょう。

同じ業務をマニュアル通りにこなしていく忍耐力が必要になる仕事ですが、ノルマやクレームに悩みにくいメリットがあげられます。

楽すぎ!と「キツい・ツライ」の境界線

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コールセンターは楽すぎる仕事と言われている反面、「キツい」「ツラい」と精神的なストレスを感じて辞める人が多い業界にもなります。

なぜ楽すぎる仕事なのに辞める人が多いのか

「楽すぎる!」→「キツい・ツラい」

になってしまう境界線(理由)をまとめました。

楽すぎる仕事と言われているから転職しようと考えている方は、下記の境界線を必ず認識した上でコールセンターへの転職をするようにオススメします。

□「キツい・ツライ」に変わる境界線

  • クレーム対応はキツい
  • 断られ続けるのは辛い
  • パソコン操作ができない

クレーム対応はキツい

コールセンターは部署事に対応内容が決められていることが多いため、「新規受付窓口」「問い合わせ対応窓口」「クレーム対応窓口」といったように、どの部署で働くかは同じ仕事でも大きな違いが現れます。

話し方に自信があっても、営業力があってもクレーム対応窓口の勤務になれば「辞めたい!」と感じるのはごく自然なこと。

クレーム対応窓口では「クレーム対応が好き」「何を言われても動じない」「人を宥めるのは得意」このように自負している方が働くべき場所であって

コールセンターに向いてる人が勤務すべき窓口ではありませんので、転職の際は気をつけるようにしてください。

断られ続けるのは辛い

アウトバウンドの業務で多い悩みが、クライアントに電話を掛けても断られ続けてしまう可能性があること。

ノルマを達成するため架電リストに片っ端から電話を掛けても「大丈夫です」「この前も断ったのにしつこいよ!」と言われ続けることは珍しくありません。

いくら仕事が楽だからと言っても、断られることが多かったり、結果に繋がらないと「ツラい」と心が滅入ってしまい

仕事を辞めたいと感じ始める方は多いようです。

パソコン操作ができない

コールセンターは会話をするだけでなく、会話と同時にパソコンを操作するシーンも珍しくはありません。

問い合わせ内容に合わせて、パソコン側で説明マニュアルを確認したり、お客様と会話した内容をメモに記録することも。

トーク力や言葉遣いに自信があっても、パソコンをまったく操作できないと仕事にならない職場もありますので

パソコンを余り使わないコールセンターを探してみるか、事前にパソコンの操作を勉強するようにしてみてください。

コールセンターを楽すぎと感じる人の特徴

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コールセンターの仕事を楽すぎると感じる人には特徴があります。

当てはまる項目があるなら前向きにコールセンターへの転職を考えてみてもいいかもしれません。

□コールセンターを楽すぎと感じる人の特徴

  • 言われた事をいちいち気にしない人
  • 話し方やトーク力に自信のある人
  • 人の話を聞くのが苦じゃない人

言われた事をいちいち気にしない人

お客様からヒドい言葉を言われた時に「何言ってんだこの客は」とか「また言ってらぁ」と、嫌味を言われても全く微動だにしない人は、コールセンターって楽すぎると感じるはずです。

声だけでやり取りする仕事になりますので、お客様が不機嫌なタイミングだったり、上手く伝える事ができない時は、暴言を吐かれたりすることが多々あるでしょう。

あの時にあんな事やこんな事を言われたと、いちいち気にした事がないなら、オススメの仕事と言えるかもしれません。

話し方やトーク力に自信のある人

コールセンターの仕事で不安になってしまうポイントは商材の提案方法よりも

正しい「話し方」や「受け答え」が出来ているのかという観点で悩んでいる方が多くいらっしゃいます。

話し方やトーク力に自信のある人はそれだけで

コールセンターで多い不安や悩みが1つ解決することに繋がり、取り扱いする商材の提案や、問い合わせ対応の解決に全力を注ぐことができるようになります。

実際に営業成績の良い人は正しい言葉遣いが身についていますし、クレームが少ない人は正しい話し方が出来ているその結果でしょう。

人の話を聞くのが苦じゃない人

コールセンターの業務は「商品営業」「問い合わせ対応」「クレーム対応」と様々ですが、全てにおいて

相手の話しを聞く

という行為はとても大切です。

人間という生き物は伝えたい事があると、話しを遮ってまで伝えようとしてしまう習性があるため

一方的に喋りすぎたり、相手の話しが途中なのに遮ってしまうことも珍しくありません。

コールセンターはどの業務においても「人の話しを最後まで聞く」とう意識が重要になりますので

「人の話しを聞くのが苦じゃない」という人はそれだけで楽すぎると感じる仕事になるでしょう。

コールセンターが嫌で携帯販売員になった体験談

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筆者もコールセンターを経験した事があるのですが、楽すぎる仕事だと聞いていたのに入社して3日で辞めた体験談があります。

3日で辞めた理由としては

自社の商材に興味を持った方が、問い合わせをしてくる「新規受付」の対応業務と聞いて入社したにも関わらず

研修後に1人立ちして初めて受電した内容が「クレーム案件」だったからです。

その後2件目、3件目と受電してみましたが全て「クレーム案件」、今となって思い返してみると原因はおそらく

  • 電話が繋がるまで長時間待たされている
  • 客は窓口をたらい回しにされていた
  • 怒っている状況で新人が電話に出てしまう

上記の3拍子が揃っており誰でもブチギレる状態が整っていたのでしょう。

もともと電話を通して人と話すのは苦手だった為、研修中もお客様から「その話し方は何!」「何をアナタは笑っているの」と自信の無い喋り方に対して指摘を受けていたのですが

「次の電話はもう出たくない」

「自分にコールセンターは向いてなかった」

「辞めてやる!」

と3件目の電話が途中だったにも関わらず受話器を置いて、勝手に帰宅した事を今でも覚えています。

知人からコールセンターは楽すぎると言われて転職したのに、蓋を開ければめちゃくちゃ「キツい・ツラい」仕事だと実感したのを今でも覚えています。

退職後は携帯販売員として再就職したのですが、お客様と直接対面して会話ができる携帯販売員の方が「楽すぎる」と感じたのが筆者の体験談でした。

まとめ

コールセンターの仕事は「楽すぎる」と人気の仕事ですが、裏では「キツすぎる」とも言われる二面性のある仕事にもなります。

もしもアナタがコールセンターは「楽すぎる」と噂で聞いたから転職しよう!と思い立っているのなら転職後に後悔してしまう可能性が高いので気をつけるべきポイントとなるでしょう。

今回の記事では

コールセンターが楽すぎると言われる理由だけでなく、コールセンターの仕事が「楽すぎる→キツすぎる」に変わってしまう境界線も解説しました。

転職して何の業務を担当するかにもよりますが「クレーム対応」「商品の営業」「パソコン操作」このような業務を経験することで、楽だと思っていた仕事がキツすぎる仕事になることも。

実際に筆者がコールセンターで経験した体験談も記載しましたので、目を通した上でもコールセンターは楽そう!やってみたい!と感じるようなら是非ともチャレンジしてみることをオススメします。

電話越しで人と喋るのが苦手でも、対面で人と話すのは問題ないという方なら筆者がベストマッチした「携帯販売員」の仕事もオススメになりますので是非とも転職先として合わせて検討してみたらいいでしょう。

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