携帯販売員の求人「常勤スタッフ」は仕事内容がきついのか徹底解説。

スマホ店員になる

携帯販売員を想像する時、ほとんどの方が携帯ショップにいる店員さんをイメージするはず。

スマートフォンの契約手続きや、修理依頼、料金収納などで皆様お世話になった経験があるのではないかと思います。

このような業務を行っている携帯販売員さんを業界では「常勤スタッフ」と呼んでおり

常勤スタッフの求人は、未経験の方でも気軽にスタートしやすく、積極的に採用されやすいオススメ案件と言えるでしょう。

携帯販売歴5年以上のベテランが常勤スタッフの仕事内容を詳しく解説しますので、転職の参考にしてください。

携帯販売の常勤スタッフとは

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常勤スタッフとは、「店舗移動をしない」「受付業務を行う」携帯販売員のこと。

言い方を変えると携帯販売員は求人によって「店舗移動を行う」「受付業務を行わない」案件もあるということになります。

常勤スタッフは携帯に詳しくない未経験者でも気軽に働く事ができ1年もすればベテランスタッフとして店舗のリーダー格になる事も珍しくありません。

「同じ店舗で長期的に働きたい。」

「ずっと下っ端としてコキ使われるのは嫌だ!」

このように考える方へオススメできる仕事となるでしょう。

受付業務・電話対応など全般の業務を行う

常勤スタッフは携帯の購入手続き、プラン変更、修理受付、操作問い合わせ、電話問い合わせなど様々な業務を行います。

全ての業務内容を記載するのは多すぎるので割愛しますが、基本的に販売員は複数名在籍していますので役割を分けて働いたり、個々の負担は少ない場合がほとんど。

覚える事が多くて大変と記載される事もありますが、分からない事は都度ベテランスタッフに聞けば教えてくれるので1~2ヶ月もすれば業務のほとんどは自然と身につく事でしょう。

携帯販売員として1番安定したポジション

携帯販売の仕事として「常勤スタッフ」は1番安定したポジションの求人となります。

常勤スタッフ以外に、どのような携帯販売員の求人があるかと言うと

常に高い件数(ノルマ)を求められる特別販売員WiFiサービスの知識に特化した光アドバイザー週末イベントを盛り上げるイベントスタッフなどが挙げられます。

これらは、常勤スタッフよりも給料が高い傾向がある変わりに実績が伴わなければ仕事が無くなってしまうリスクがある不安定な求人となります。

常勤スタッフは、人員削減や店舗の閉店など滅多な事がない限り無くならない求人となりますので安心できるでしょう。

臨機応変に淡々とこなせる人が向いてる仕事

携帯販売の仕事は業務の幅が広いだけに臨機応変さが求められます。

販売員が多く在籍している店舗は、スタッフの性格から向き不向きに合わせて、役割分担をすることもありますが、結局は全ての業務を淡々とこなせるスタッフが重宝されます

今日は「登録業務だけして欲しい!」、明日は「お客様へのアプローチだけして欲しい!」このように要望を出されて両方とも対応できる人って以外と少ないので、何でも出来ちゃうマルチな販売員を目指してみるといいでしょう!

常勤スタッフの仕事内容を知りたい!

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常勤スタッフとして携帯販売員に転職したら実際にどんな業務を行うのか「仕事内容」を詳しく確認しておきましょう。

店舗によっては行わない業務もあるかもしれませんが、基本的に記載している項目は全て常勤スタッフの仕事となります。

□常勤スタッフの仕事内容

  • 携帯電話の案内・問い合わせ対応
  • 携帯やWiFi契約の受付業務
  • 報告書の作成・管理
  • 携帯在庫やデモ機の管理
  • 週末イベントの準備・後片付け

携帯電話の案内・問い合わせ対応

携帯販売員1番のメイン業務はもちろん携帯電話の案内です。

新しいスマートフォンに買い替えたい、料金プランを見直ししたい、使い方が分からない。

このような様々な問い合わせに対応を行っていきます。

販売員という名の通り、ボランティア団体ではありませんので、お客様の問い合わせ内容に答えながら新しい携帯電話の提案や、副商材の訴求も重要な役割となるでしょう。

勤務している店舗によって毎月ノルマを設定されている事がほとんどなので、常勤スタッフ全員で達成を目指します。

携帯やWiFi契約の受付業務

スマートフォンの購入や、WiFiサービスの利用には契約手続きが必要です。

契約手続きは、販売員が専用のパソコンやタブレットを使用して登録作業をしなければなりませんので、この受付業務も重要な仕事内容となるでしょう。

受付業務には利用開始の契約手続き以外にも、故障修理受付や契約内容変更、解約手続きが挙げられます。

報告書の作成・管理

日々の契約件数や、在庫状況は常勤スタッフがチェックをして作成から報告まで行います。

作成と言いましても、決まったひな型に数字を記載するだけの簡単な物が多く、ほとんどが数分~数十分で完了します。

この他にも報告までは行いませんが、厳重に管理が必要な書類がたくさんありますので、混雑してしまわないように整理整頓する几帳面さも求められるでしょう。

入荷した携帯在庫やデモ機の管理

在庫の報告書作成と若干重複しますが、携帯電話が入荷されたら決められた在庫棚に整理するのも常勤スタッフの仕事。

スマートフォンの販売に在庫の確認は必要不可欠ですが、入荷した在庫がバラバラに置かれていると何の機種があるのか確認に時間を要し、お客様に迷惑を掛けてしまいます。

入荷した都度、在庫棚に整理整頓するのは売り逃し防止にも繋がりますので大切な業務と言えるでしょう。

また新機種が発売される度に、お客様が手に取って実際に試すことができるデモ機の展示も行います。

誰よりも早く新機種を手に取れるこの瞬間は興奮すること間違いなし!

週末イベントの準備・後片付け

スマートフォンの売り上げを上げるために、月間を通して何周かは土日で週末イベントを行うのですが、このイベントで何をするのか考えたり、道具やノベルティの準備をするのも常勤スタッフの仕事となります。

「iPhone〇〇円!!」というような目立つPOPを作ったり、イベントブースにテーブルやイスを設置したりと

人によっては学園祭のようなワクワク感を味わえるかもせれませんね!

常勤スタッフに転職するメリット

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仕事内容を詳しく解説しましたが、実際に常勤スタッフへ転職することでどんなメリットがあるのか確認してみましょう。

「常勤スタッフ」「特販販売員」「光ヘルパー」「イベントスタッフ」全ての案件を経験してきた携帯販売員歴5年以上のベテランが

数多くの新人販売員を見てきたからこそ分かる、常勤スタッフの良さを記載していますので参考になるはずです。

店舗の販売員と同じ目標を目指し働ける

何にしても、働く上で仕事には目標が必ず必要です。

目標を持たずに働くのは、仕事に対してやり甲斐を全く感じませんし、モチベーションアップにも繋がりません。

常勤スタッフの良さは、店舗スタッフ全員でノルマ達成を目標に意識を高め合う事が出来る事でしょう。

「特別販売員」や「光ヘルパー」の案件では、個人ノルマだけを考えて一匹狼のように孤独に励む事が多いんですが

皆で目指す目標はクリアした時の達成感が非常に大きいので、やり甲斐や充実感を感じながら働けるメリットがあります。

業務内容が多い変わりに飽きにくい

携帯販売員の特徴として「業務内容が多い」デメリットがあります。

しかし単純作業の業務内容が多いだけで、数ある業務の中で難しいのは「携帯の訴求」「登録作業」くらい。

先述したように複数名いる販売員で事務作業や、報告業務は分担して行う事が一般的なので「業務内容が多くて」キツいというのは語弊があるでしょう。

逆に考えると「業務内容は多くても」日によって担当する作業が異なったり、携帯訴求に関しては無数ある選択肢から、好きなようにお客様へと提案できるので非常に飽きにくい仕事と言えます。

店舗移動がないので同じ職場で働ける

世間一般の営業職は転勤が多かったり、携帯販売員でも「特販販売員」「光ヘルパー」「イベントスタッフ」は頻繁に店舗移動を行い活動します。

その点、常勤スタッフは「常勤」と呼ばれているように

「常時その職場に従事すること。」を意味していますので、簡単に店舗移動をする事はないでしょう。

実力ある販売員になると、近隣の新店オープンや、他店の経営立て直しに伴い「移動をお願いされる可能性はありますので」近隣でも絶対に移動したくない!

と考えるなら事前に担当へと伝えておくことをオススメします。

1年程度でベテランのような扱いになることも

携帯販売員は身につける知識やスキルに「広く浅く」という印象があり、長い期間を勤務していると自然と全ての事が出来るようになってしまいます。

「キツい」「難しい」と言って職種が評価されるのは、「覚える事が多すぎる!」という最初の悩むタイミングで、自分には無理だと諦めてしまう方が多いからでしょう。

常勤スタッフの仕事は時間の経過と共に、誰でも身につける事ができるので1年もすれば、ベテラン販売員と変わらないほどに成長する事ができます。

覚えが早い販売員に関しては、半年も経つとスマートフォン・WiFi・でんきといった商材を提案~登録まで全て完結する方もいらっしゃいます。

常勤スタッフに転職するデメリット

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常勤スタッフへの転職は良い事だけでなく、もちろんデメリットもあります。

働きはじめる前から事前にデメリットを理解しておくことで、「キツい」「辛い」「辞めたい」と考えることが減りますので必ず目を通すようにしてください!

職場環境によって待遇が大きく異なる

常勤スタッフとして務める場合、様々な配属先へと派遣され働くことになります。

配属された店舗から他店に移動する事は基本ありませんが、この何処に配属されるかでその後の待遇は大きく変わる可能性が考えられるでしょう。

例えば

携帯ショップと一言にしても本来の携帯ショップ」「家電量販店内の携帯ショップ」「イオン等の商業施設にある携帯ショップなど種類は様々。

本来の携帯ショップでは出来る業務でも、家電量販店や商業施設内のショップでは受付出来ない業務があり、それだけで一気に販売員の仕事量は減ります。

その代わり家電量販店になると家電製品を案内したり、量販店の社員ともコミュニケーションを図る必要があるでしょう。

この他にも配属される販売員が1人だけの店舗もあれば20人近く配属される店舗もあったりしますので、同じ求人でも勤務する店舗により待遇は間違いなく異なります。

契約・登録業務は常勤スタッフが全て行う

携帯販売員には常勤スタッフ以外にも、特別販売員や光ヘルパーが存在する事をお伝えしましたが

特別販売員がお客様に提案した案件でも、契約の登録業務は必ずと言っていいほど常勤スタッフが行うことになります。

これは常勤スタッフの仕事というよりも、特別販売員や光ヘルパーは登録作業を禁止されている事が多いことから

物理的に登録作業をできるスタッフが限られるからです。

特販が案内して連れてきた「どんなに態度の悪いお客様」でも、「めちゃくちゃ理解するのに時間を要するお客様」でも必ず登録作業からは交代しますので、これは結構なデメリットになることでしょう。

特販が案内した案件もクレーム対応することに

前項の契約・登録業務から案内を変わることに付随した項目となりますが、特販や光ヘルパーが案内した案件でも万が一クレームに発展したら、対応は常勤スタッフが行います。

理由としては2つあり

1つ目は「登録前に行う契約の注意事項は常勤スタッフが説明するから」

2つ目は「特販や光ヘルパーは週末イベントにしか基本いないので、案内した本人はクレーム対応が出来ない」

このように考える事ができます。

つまり誰が案内した案件でも、クレームに発展しないよう契約の注意事項(重説)を読むのは常勤スタッフ。

最終的に登録作業を行うのも常勤スタッフとなりますので、契約手続きに関しては責任重大なポジションといえるのです。

クレームになるのは怖い・・・と感じた方は、「全くクレームを発生させない販売員の特徴」をまとめた記事がありますので、合わせて目を通しておくといいでしょう!

特別販売員「特販」とは何が違うの?

特販とは、件数獲得のスペシャリストとして働く携帯販売員の中では最も難しい求人となります。

初心者や未経験から特販として働くのは難しく、携帯販売員を半年~1年以上は経験してから転職する流れが一般的でしょう。

特徴として、様々な店舗を移動しながら週末イベントに参加し件数獲得に務める。家電量販店にて、家電コーナーを立ち回り携帯電話と関係ない場所から提案を行う。

登録作業は一切行うことなく、件数獲得だけに従事するストイックな仕事内容です。

このように常勤スタッフと働き方は大きく異なり、給料も高い傾向にありますが実績によっては仕事が切られるリスクも備えた求人となるでしょう。

携帯販売経験者・訪問販売の経験者、とにかく稼ぎたいという方にはオススメできるかもしれませんので常勤スタッフの仕事内容に物足りなさを感じた方は「特別販売員の仕事内容とは?」を確認してみてください。

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