仕事内容を早く覚えたいのに、なかなか仕事を教えてもらえない。
仕事で分からないことを教えて欲しいのに上司が常に忙しかったり、上司の性格が怖くて聞くことすら恐ろしい。
このような職場環境に「キツイ・ツラい」と毎日悩んでいませんか?
日本では
「仕事を教えてもらえないのは当たり前」
だと考える人も珍しくありませんが、日本だからこそ「仕事を教えてもらえない会社はヤバい」と認識した方が身のためでしょう。
終身雇用、正社員登用という意識が強い日本では「新人の教育体制が整っている状態が当たり前です。」
上記の考えを認識して頂いた上で、「なぜ仕事を教えてもらえないのか」「教えてもらえない時の対処方法」をまとめましたので参考にしてください。
仕事を教えてもらえないのは当たり前?
日本の会社に務めているなら、仕事を教えて貰えるのが当たり前と考えていいでしょう。
終身雇用の意識が根強い日本では、1つの会社に長く勤務してステップアップして行く風習があります。
そのため採用した人材を長期雇用の目線からしっかりと育てるために、教育体制を整えておくことは企業にとっての当たり前。
仕事を教えもらえない会社は状況によってヤバいかもしれませんので、具体的な見極め方を解説します。
□仕事を教えてもらえないのは当たり前?
- 仕事を教えてもらえない会社はヤバい
- 外資系企業や成果主義による採用は例外
仕事を教えてもらえない会社はヤバい
企業面接の際にアナタの「経験」や「スキル」を見込まれ、即戦力の人材として採用された自覚があるなら仕事を教えてもらえなくても仕方がありません。
しかし、ほとんどの場合では
アナタのポテンシャル(将来性)に期待を抱き企業は採用していますので、仕事を教えてもらえるのは当たり前のことだと考えて問題ないでしょう。
つまりポテンシャル採用された企業にも関わらず、仕事をまったく教えてくれないのであれば「ヤバい会社」かもしれません。
仕事を教えてもらえないだけでなく、他にも問題がある会社かもしれませんので「終わってる会社の特徴」に目を通して頂き今後に備えるようにしてください。
外資系企業や成果主義による採用は例外
仕事を教えてもらえなくても、アナタのスキルや技術を見越して即戦力採用されているなら、教えてもらえないことが当たり前と考えてください。
また海外では日本と異なり、年功序列ではなく、実力主義・成果主義の考えのもと「仕事を教えてもらえないのは当たり前」としている国も多いのが特徴。
外資系企業や成果主義の会社に勤務しているのであれば、仕事が教えてもらえなくても普通のことだと割り切るしかないでしょう。
なぜ仕事を教えてもらえないのか
仕事を教えてもらえるのは当たり前の会社が多い中で、なぜアナタの会社では仕事を教えてくれないのでしょうか。
それには明確な理由があり、会社に問題がある場合と、状況によってはアナタにも問題がある場合も考えられます。
下記に詳細をまとめていますので参考にしてください。
□なぜ仕事を教えてもらえないのか
- 上司が忙しく教える余裕がない
- 教える教育体制が整っていない
- 入社当初に教えてくれていたなら…
上司が忙しく教える余裕がない
そもそも仕事で暇なことって珍しいんですが、教育係がいなかったり、教育係がいたとしても忙しい職場では思うように上司側も指導ができません。
シーズンの中でも忙しい繁忙期に入社してしまった場合や、人手不足が発生しアナタが会社に補充されたとなれば
「上司がアナタに対して仕事を教えたい!」
心の中でこのように考えていたとしてもタイミング悪く教えてもらえていない可能性が考えられます。
教える教育体制が整っていない
忙しい繁忙期など関係なく、規模の大きい会社になるほど入社したての新人をしっかり育てる「教育体制」が整っているもの。
アナタが入社した企業が、中小企業やベンチャー企業なら教育体制が整っていない事により、仕事を教えてもらえてない可能性もあるでしょう。
そもそも教育体制が整っていない会社は、仕事の教え方を分かっている社員も少なく
アナタに頑張って欲しいと感じているものの上司側も何をしてあげたらいいのか分かっていない事例は多々あります。
このような場合は「仕事を教えてもらえない時の対処方法」は非常に効果的なので是非とも実践するようにしてください。
入社当初に教えてくれていたなら…
もしもアナタが入社当初に仕事を教えてもらえていたにも関わらず、現在なぜか教えてもらえなくなっている。
このような状態なら問題はアナタ自身にあるかもしれません。
例えば
「メモを取っておらず、教えて貰ったことを何回も質問してしまっている」
「ダメだしされた時に言い訳ばかりしていた」
「影で教えてくれていた上司の悪口を言っていた」
原因は様々ですが、当初は仕事を教えてくれていたのに、突然教えてもらえなくなる場合は、アナタ自身の行動に原因があるかもしれませんので今一度振り返るようにしてみましょう。
仕事を教えてもらえない時の対処方法
仕事を教えてもらえない時は「キツい・ツラい」と悲しむ前に、下記で紹介する対処方法を実施するようにしてください。
対処法を実施しても悩みが改善されないようなら、アナタの成長にも繋がりませんし、精神的にもツラい環境になるかと思いますので
「転職」も視野に入れて行動をするようにしましょう。
□仕事を教えてもらえない時の対処方法
- 教えてもらいたい事を事前にメモする
- 仕事を教えて貰えるタイミングを考える
- 教育係意外に聞きやすい人を探す
- 対処法の実施が難しいなら転職を検討する
教えてもらいたい事を事前にメモする
仕事を教えてもらいたいと感じていても、そもそも何を教えて欲しいのか分かっていない事は良くあります。
入社3日目くらいまでは当たり前の心境ですが、それ以降は「自分は何が分からないのか」を明確にして
「メモに書き出しておく必要があります。」
仕事を教えて欲しいなら、事前にメモに書いて置くことで「〇〇について教えて頂きたいのですが今よろしいでしょうか?」と上司に質問できるようになります。
上司からしても「意欲ある社員だ」「もっと教えてあげたい」と考えに変化があるかもしれませんので、教えてもらえる環境を自分から作っていく気持ちも大切です。
仕事を教えて貰えるタイミングを考える
仕事を教えてもらいたい気持ちは分かりますが、教える側の気持ちも先ずは理解しておく必要があります。
仕事が忙しくて手を話せない時に「教えてください!」と言われても、教えるのが難しい事は理解できますよね?
アナタが上司の立場になったシーンを想像して、教えれるタイミングはいつだろう。このように考えてから質問しにいくようにしましょう。
教育係意外に聞きやすい人を探す
教育係の人が怖くて、仕事を教えて欲しいのに質問することすらままならない。
恐怖心により教えてもらえないと悩んでいるなら、他に質問できる人がいないか視野を広げてみるようにしましょう。
聞きやすい人=優しい人になりやすく、1度頼ってしまうと何回も聞きに行きたくなりますが甘えてしまうのはNGです。
教育係が決まっている場合は、本当に困った時に限定して聞きに行くようにしてください。
対処法の実施が難しいなら転職を検討する
いくつか対処法を解説しましたが現場で実施するのが難しかったり、実践したものの改善出来なかった場合、今の会社で働き続けるのは精神的にツラいはず。
他の会社への転職も検討すべき状況と言えるでしょう。
記事の冒頭でも述べましたが「仕事を教えてもらえないのは当たり前」ではありません。
当たり前に仕事を教えてもらえる職場を探していただき、今後のキャリアアップへと繋げれるように行動してみてください。
まとめ
日本企業で働くなら、仕事を教えてもらえないのは当たり前ではありません。
例外として面接の際に「経験」や「技術」「スキル」などを見込まれ即戦力として採用されたのなら、仕事を教えてもらえないのは当たり前でしょう。
仕事を教えて貰えずに悩んでいるなら記事で解説した対処法を先ずは実施してください。
それでも改善の見込みがなければ、仕事を教えてもらえない職場で働き続けるのは精神的にツラいでしょうから「転職」も視野に入れていくことをオススメします。以上
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