ワイモバイルの料金プランは通信費が非常に安くてユーザーからすれば有り難い限りですよね。
ただ新しいスマートフォンに機種変更したくても、機種代金が高かったり、欲しいモデルが取り扱いしてなかったりと
「機種変更の手続き」に関しては
ワイモバイルよりも大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の方が、価格で得することが多く、取り扱いラインナップも豊富な一面があります。
そんな事言われても「ワイモバイルから会社を変えずに機種変更したい!」と考えてる方がこの記事を見ているかと思いますので
ワイモバイル機種変更の裏ワザを、元携帯ショップ店員が解説します。
是非とも参考にしてください。
ワイモバイル機種変更の裏ワザ
ワイモバイル機種変更の裏ワザは「携帯ショップ」で素直に機種変更手続きを行わない方法がほとんど。
裏ワザと言うだけに多少の知識が必要になったり、携帯ショップ店員に関わることなく「アナタ自身」で完結する手続きもありますので、今まで携帯ショップで機種変更してきたイメージと大きく異なるかもしれません。
下記にて2つの裏ワザと、機種変更よりお得にする2つの方法を解説していますので参考にしてください。
□ワイモバイル機種変更の裏ワザ
- オンラインショップだと手数料が無料
- 端末単体値引きが行われてる機種を買う
- iPhoneはAppleストアで購入する
- 機種変更ではなく他社に乗り換える
オンラインショップだと手数料が無料
ワイモバイルショップで機種変更手続きを行うと、契約の手数料として3,300円の費用が発生します。
機種変更手続きをオンラインからするだけで、手数料は無料になりますので料金プランをすでに決めている方や、初期設定を自分で出来るなら
誰でも簡単に実施できる裏ワザになるでしょう。
ちなみにオンラインショップでなく、ワイモバイルショップで機種変更するメリットは
- 分かりやすい料金プランの説明
- 分かりやすい機種の説明
- 初期設定を行い使える状態でのお渡し
- 即日で端末の切り替えが可能
上記項目があげられます。
とくに携帯ショップで機種変更するメリットを感じなければ、オンラインショップからの機種変更手続きを進めて問題ないでしょう。
iPhoneはAppleストアで購入する
iPhoneを新しく買い換えようとしているなら、わざわざワイモバイルで機種変更する必要はありません。
iPhoneの本体価格は購入する場所によって大きく異なり、ワイモバイルでの購入はAppleストアより高額になる傾向があります。
例えば
iPhoneSE(3世代)64GBの価格を比較すると
Appleストア 62,800円
ワイモバイル 73,440円
このように全く同じモデルにも関わらず、本体価格が10,640円も変わるのです。
また、iPhone14シリーズや13シリーズと言った全画面モデルを希望しているなら、そもそもワイモバイルでは取り扱いしていませんので
どちらにしてもAppleストアで購入することになるでしょう。
端末単体値引きが行われてる機種を買う
ワイモバイルユーザーが機種変更をするにあったて、最大の裏ワザと言える方法は「端末単体値引き」が行われている機種を購入することです。
端末単体値引きとは、携帯会社から対象のスマートフォンを購入するだけで大幅な値引きをしてくれるキャンペーンのこと。
私たち消費者が「端末単体値引き」が行われている機種を見極めるのは難しいデメリットがあるものの、見つける事ができればかなりお得に機種変更することができるでしょう。
元携帯ショップ店員が教える「端末単体値引き」の見極め方を解説しておきます。
- 店頭に展示されているPOPを確認する
- 「端末単体値引き」と記載されている機種を探す
- POPのキャンペーン内容が【22,000円引き】という表記ではなく、一括・実質〇〇円と表記されていれば対象機種の可能性が高い
そもそもワイモバイルショップで「回線契約をせずにスマホの本体だけ購入なんて出来るの?」このように疑問や不安を感じた方は、別記事に詳しくまとめていますので参考にしてみてください。
機種変更ではなく他社に乗り換える
ワイモバイル機種変更の裏ワザではありませんが、他社に乗り換える行為はスマホを安く購入するために重要な考え方となります。
ワイモバイルユーザーが優先して乗り換えを考える携帯会社は「UQモバイル」がオススメ。
携帯ショップや家電量販店にて、乗り換え手続きを申し込みに行くと必ずと言っていいほど
携帯ショップ店員から
「ドコモ」「au」「ソフトバンク」に乗り換えなければ機種は安くなりません!
と言われますがそんな事はありません。
細かい詳細に関しては「端末単体購入とUQモバイルへの乗り換え」で解説していますので目を通してみてください。
携帯ショップでの機種変更は要注意
スマートフォンを買い換えるなら、携帯ショップで機種変更するのは当たり前ですよね。
「うんうん、そうだよね。」
このように頷いたアナタは要注意。
ただ機種変更をしたかっただけなのに、携帯販売員の思惑に踊らされ「余計な契約」をしてしまう可能性があります。
下記にて解説している注意事項は必ず目を通すようにしてください。
□携帯ショップで機種変更する時の注意点
- 九割九分九厘ソフトバンクを提案される
- 機種変更は嫌がられる可能性高
- 値引きもないのにオプション加入
九割九分九厘ソフトバンクを提案される
ワイモバイルユーザーが携帯ショップで機種変更手続きを希望する場合、九割九分九厘でソフトバンクへのアップグレードを提案されるでしょう。
ソフトバンクとワイモバイルは同じグループ会社として料金プランをサービス提供しており
ソフトバンクグループとしては、「ワイモバイルよりもソフトバンクの料金プランをユーザーには使って欲しい思惑」があります。
普通ならソフトバンクの料金プランは金額が高いため契約することはありませんが
ワイモバイルユーザーがソフトバンクに変更する場合2つの特典が準備されています。
- 番号移行プログラムによる月額値引き
- 購入機種の端末値引き
携帯ショップ店員としても、ワイモバイルの機種変更はノルマに含まれない事がほとんどで、ノルマ項目にあるソフトバンクへのアップグレードを提案していると考えられます。
ユーザーにとって確かに2つのメリットがありますが、ソフトバンクに変更することは本当にお得なのかしっかりと見極める必要があるでしょう。
機種変更は嫌がられる可能性が高い
ワイモバイルショップでの機種変更を希望する場合、意外な事にも店舗によっては販売員から嫌がられる可能性もあります。
現に筆者が勤めていた某家電量販店では、複数の携帯会社が併設されていたこともあり、ワイモバイルユーザーが機種変更希望で来店した時は、ソフトバンクへのアップグレードが難しかった場合、ライバル会社となる「UQモバイル」に乗り換えを提案したりする販売員もいました。
実際にスマホ天職にて行ったアンケート調査でも分かるように、機種変更希望で来店されたお客様の4割は他社へ乗り換え提案。
2割は悲しいことにも何かしらの理由を付けて断るとの解答結果になっています。
お客様の目線からすれば、まさか販売員から「嫌がられている」なんて思うわけもないでしょうから、このような背景を知らずに機種変更手続きをおこなうと
販売員に無下な態度を取られてしまい、嫌な思いをしてしまうかもしれませんね。
値引きもないのにオプション加入
携帯の機種変更にオプション加入は付き物。
「うんうん、確かに」と頷いたアナタは携帯ショップでの契約時は要注意です。
ユーザーのニーズを無視したオプション加入の強要は違反行為として問題となっており、最近では少なくなりましたが未だにノルマ達成のため当たり前のように見積もりに組み込む店舗はあります。
「キャンペーンを適用させる為の条件」としてオプション加入が条件なら仕方ないことですが
機種変更は特に値引きはないことがほとんどなので、キャンペーンが何もないのにオプションを強要してきたら断るようにしましょう。
元携帯ショップ店員が教えるオススメの方法
ワイモバイルユーザーが機種を買い換える際はシンプルに機種変更しない事が鉄則。
元携帯ショップ店員がお得に買い換えるオススメの方法を3つ紹介します。
□元携帯ショップ店員が教えるオススメの方法
- ソフトバンクへのアップグレード
- 端末単体購入とUQモバイルへの乗り換え
- ワイモバイルのまま端末単体購入をする
ソフトバンクへのアップグレード
ワイモバイルユーザーがソフトバンクショップに機種変更しにいくと九割九分九厘「ソフトバンクへのアップグレード」を提案されると記載しましたが、ほとんどのユーザーがお得になる契約方法となりますので
この提案はあながち間違いではありませんし、ソフトバンクの使い放題プランを格安で使える魅力もあります。
ほとんどのユーザーというのは
- ワイモバイルを1年以上使ってる人
- データ量を5GB以上利用する人
- 60歳以上のカケホ割を適用してない人
- 1年以内にプラン見直し出来る人
これらが全て当てはまるユーザーさんのこと。
1つでも当てはまらない項目があればワイモバイルのまま機種変更、もしくは端末単体購入をした方が良い可能性がありますので覚えておくといいでしょう。
具体的な料金に関しては公式サイトの「ワイモバイル→ソフトバンク乗り換え特典」に目を通してください。
またiPhoneへの機種変更を検討しているのであれば「iPhone13」の購入がオススメです。2021年10月に発売したモデルとなりますが、下記リンクにて【iPhone13は待つべきなのか購入すべきか】を詳しくまとめていますので参考にするといいでしょう。
端末単体購入とUQモバイルへの乗り換え
ワイモバイルとUQモバイルは過去から現在に至るまで、常にライバル同士の通信事業者として料金プランを提供してきました。
ユーザーとしてもワイモバイルとUQモバイルを行き来する方は多く、この2社間で乗り換えを繰り返し、毎年お得に契約をしている人が現実にいらっしゃいます。
ワイモバイルのままシンプルに端末単体購入をするのもオススメですが、合わせてUQモバイルにSIMカードのみで乗り換えを行い特典を受けるのもオススメの契約方法でしょう。
SIMカードのみでの乗り換えは最大で2万円分の(現金・商品券・ポイント)還元を受けられますので非常にメリットは大きいと言えます。
ワイモバイルのまま端末単体購入をする
ワイモバイルのまま端末単体購入で手続きを終えるのは、手間も掛からず精神的にも非常にラクなのでオススメです。
唯一のデメリットは
「販売する側の携帯ショップ店員が端末単体購入を嫌がる傾向にある」
という悩ましい問題でしょう。
そもそも端末単体購入を断るのは違反行為とされており、ユーザーから希望があれば販売するのが当たり前です。
最近では多くの方が断られたことを通報したりしているので、携帯ショップ側も断ったり、嫌な顔をする事が少なくなりましたが、今も尚この傾向は続いているようなので
手続きはラクですが、販売員の態度に不快な気分を味わう可能性はありますのでご注意ください。
まとめ
ワイモバイル機種変更の裏ワザを元携帯ショップ店員が詳しく解説しましたが参考になりしたか?
オンラインショップで機種変更すれば手数料無料で手続きが出来ますし、端末単体の購入でも手数料無料で機種を変える事ができます。
ワイモバイルショップで機種変更をしようとすれば、いちいち携帯販売員からソフトバンクへのアップグレードを提案されたり、嫌な顔をされたりする可能性もありますので必ず認識しておくようにしましょう。
スマホ天職がワイモバイルユーザーにオススメする手続き方法は
- ソフトバンクへのアップグレード
- 端末単体購入とUQモバイルへの乗り換え
- ワイモバイルのまま端末単体購入
上記の3つとなります。
ワイモバイルでのシンプルな機種変更手続きは携帯販売員にも嫌がられますし、ユーザーにとってもメリットの少ない手続き方法となりますので、端末単体購入もしくは乗り換えを視野に買い替えを検討してみるようにしてください。以上
コメント