なぜだか分からないけど仕事に対して、やる気が無くなってしまった。
今までは楽しかったのに、人間関係の悪化や職場の雰囲気に嫌気がさし仕事に行きたく無くなった。
このような悩みを抱えているなら、それは「仕事の辞めどきのサイン」とも言えるでしょう。
仕事は生きていくために欠かせないルーティンとなりますが、「やりたくない仕事」や「嫌いな仕事」「辛い環境」で無理してまで働き続ける必要はありません。
今回の記事で10個の「仕事の辞めどきがわかるサイン」を紹介しますので、これからの参考にしてください。
仕事の辞めどきがわかる10のサイン
今の仕事を続けるべきか、辞めるべきか悩んでいる方に向けて「仕事の辞めどきがわかる10のサイン」をまとめています。
複数当てはまるものがあれば転職を検討すべき状況と言えるかもしれません。
□仕事の辞めどきがわかる10のサイン
- 給料が頭打ちになった時
- 新しい学びがなくなり成長を感じない
- 仕事に対するやる気が無くなった
- 職場に行きたくないと考えるようになった
- ハラスメントが横行するようになった
- 尊敬する上司・優秀な社員が辞めていく
- 正当な評価をされなくなった
- 職場の雰囲気が悪くなった
- 残業と休日出勤が当たり前になっている
- 会社の業績が悪化している
- 周囲から辞めてほしいと思われた時
給料が頭打ちになった時
入社から年々給料がアップしていたものの、気づけば給料が上がらくなってしまった。
このように給料が頭打ちになってしまうと、今の仕事を続ける意味があるのか将来性に不安を感じてしまいます。
タイミングとしては入社して3年～5年程度の中堅社員に多い悩みとなり、これから給料アップを目指すためには何かしらの役職に就任するか、転勤するといった環境への大きな変化が求められるでしょう。
「上司のようにはなりたくない！」「転勤なんてしたくない！」モチベーションが下がるようなら今の仕事は辞めどきと言えるかもしれません。
ちなみに尊敬できる先輩がいない会社は、経営方針に問題があるかもしれないので少し気をつける必要があります。
優秀な中堅社員が辞めていく会社について別記事にまとめていますので参考にしてください。
新しい学びがなくなり成長を感じない
工場のライン作業や、清掃作業、配達員のようにルーティンワークを求める人なら、毎日コツコツと同じ仕事を続ける環境はとても相性が良いのでオススメです。
しかし、「新しいことにチャレンジして学びたい！」
「営業力や表現力、プログラミング力などのスキルを成長させていきたい！」
このような考えの方は、業務内容がマンネリ化してしまうと成長出来ていない自分自身に不安を感じるようになってしまうことでしょう。
再度、今の職種はアナタに合っているのか見つめ直すようにしていただき、今の環境で新しいことにチャレンジしてみるのか、転職を検討するのか判断するようにしてください。
合わない仕事だと分かっていながらもダラダラと続けてしまうのは人生においてリスクでしかありません。下記の記事にて詳しく解説していますので、迷っているなら必ず目を通すようにしましょう。
仕事に対するやる気が無くなった
やる気が無くなる理由は様々ですが、業務に対する不満というよりも「人間関係」や「将来への不安」がモチベーションを下げている要因と言えるかもしれません。
仕事にやる気が出ないまま続けても良い事はありませんので、早急な改善に取り組みましょう。
下記リンクは、仕事のやる気が出ない20代向けに記載した記事となります。
やる気を出さなければいけないと分かっているのに、モチベーションが上がらず悩んでいるなら、是非とも読んでみることをオススメします。
やる気の出ない原因を先ずは明確にして頂き、どうしても今の職場で改善することが難しいなら「今の仕事は辞めどき」と言えますので転職を検討するようにしてみましょう。
職場に行きたくないと考えるようになった
精神的・体力的に辛くなると職場に行きたくないと考えるようになります。
行きたくない理由によっては直ぐにでも辞めるべきですが、職場に行きたくないと感じた時はひとまず長期休暇を取得するようにしてください。
心身共にリフレッシュすることで考え方が変わることもありますし、辞めるにしても冷静な思考で転職活動を進めれるようになります。
職場に行きたくないだけで仕事を休むのは甘えと感じる方もいるようですが、もちろん甘えではありません。
どうしたらいいか悩んでいるなら下記の記事を参考にするといいでしょう。
ハラスメントが横行するようになった
人事移動により上司が変わったりすると経営方針が変更されたり、今までの働き方がガラリと変わるキッカケにもなります。
上司が権力を酷使して圧力をかけてくるタイプの場合、今まで気楽に働けていた環境でも上司から「やる気あるの？」と言われるようになったり、「業績に貢献できない社員はいらない」と突然言われることも。
パワハラやセクハラ、モラハラを平気でするような上司が転勤してきたなら、専用窓口へと相談するか、退職を検討することになるかもしれません。
これってパワハラ？と疑問に感じるような状況なら下記のリンクにて詳しく言及していますのでチェックするようにしてください。
尊敬する上司・優秀な社員が辞めていく
尊敬する上司が辞めていく、優秀な社員がいない、このような会社に居続けることは注意が必要です。
尊敬する上司が辞めていく会社はハラスメントが横行していたり、将来性のない職場環境になっている場合がほとんど。
下記リンクの記事にて詳しく解説していますが、現場で働く上司は「中堅社員」として位置づけるれていることが多く、中堅社員が辞めていく会社は「上層部のプレッシャーが強い」「将来性がない会社」と考える事ができます。
このような会社で働き続けても、結局いずれはアナタも転職を検討することになりますので早めの対策が必要になるでしょう。
正当な評価をされなくなった
給料アップや、役職の昇進には会社からの評価が重要です。
明らかに同僚よりも仕事で成果を出しているにも関わらず、周りと同じような評価をされる環境だと働く気力も無くなることでしょう。
また、今までは正当に評価してくれていた場合でも、人事の評価基準が変わったり、上層部の人員が変わると状況が一変してしまう可能性もあります。
会社がアナタの事を正当に評価してくれなくなったのなら辞めどきと考え問題ありません。
職場の雰囲気が悪くなった
人員の入れ替わりによって、新しい社員が職場に来ると人間関係に大きな影響を与える場合があります。
とくに管理職の人間や、現場のリーダーとなる存在が入れ替わることで、今まで平和だった職場が地獄へと一変することは良く見受けられます。
仕事内容や、給料面ではなく「働きやすさ」に魅力を感じて今の職場で働いていたのであれば、人の入れ替わりによる雰囲気の悪化は仕事の辞めどきだと言えるでしょう。
人間関係の変化により辞めたいと悩んでいるなら、携帯販売員に向けて書いた記事となりますがアナタの参考にもなるかもしれないので是非とも目を通してみてくだかい。
残業と休日出勤が当たり前になっている
働き方改革により、国を上げて長時間労働を是正しようとしているにも関わらず「当たり前のように残業させる職場」や「休日出勤が常習化」している会社は要注意です。
繁忙期など一時的なものであれば問題ありませんが、日常的に「残業する人が正しい状況」「定時で帰りにくい雰囲気」となっている職場なら、辞めどきと考えて問題ないでしょう。
周りの目を気にすることなく、定時で帰るようにしていただき、とやかく言われるようならそのような会社は転職してください。
ちなみに、固定残業代・みなし残業が給料に含まれているから仕方がない…と感じているならその考え自体ヤバいかもしれません。
年の為に下記リンクに目を通しておきましょう。
会社の業績が悪化している
入社当初よりも明らかに会社の業績が悪化しているなら今の仕事は辞めどきかもしれません。
業績が悪化してくると、高いノルマを課されるようになったり、給料の減給や未払い、人件費削減によるリストラなど様々なリスクを伴うことになります。
改善の見込みがあるなら残る選択肢もありますが、業界自体が衰退している、企業の経営方針に明確な問題がある場合は迷わず転職を検討するようにしましょう。
参考として「いずれ潰れる会社の特徴」をまとめた記事を掲載しておきますのでチェックすることをオススメします。
周囲から辞めてほしいと思われた時
周囲からどのような評価をされていたとしても、「辞めて欲しい」と言われるようなら、その会社は辞めどきです。
直接言われていなくても、「このままだと雇うのは難しい」と遠回しに伝えられることもあるでしょう。
アナタが好きな仕事、これからも続けたい会社なら頑張って結果を出すしかありませんが、そういう訳でもないなら転職した方がいいかもしれません。
もしかしたら今の仕事はアナタに向いていない可能性も考えられますので、別記事にて「仕事に向いてないサイン」をまとめています。
仕事の辞めどきを感じた時の対策
辞めどきのサインに当てはまる項目があれば「やっぱり辞めどきなのかぁ…」と現実味が湧いてきたことでしょう。
現状を理解出来たアナタがこれからの行動で気をつけるべきことは、衝動的になってしまわないこと。
退職したらどのようなデメリットがあるのか、退職前にしなければいけないことは何なのかを冷静に判断するようにしてください。
□仕事の辞めどきを感じた時の対策
- 今の仕事を辞めるデメリットを考える
- 休暇を取得して心身を癒してみる
- 辞める前に転職先を探すようにする
- 仕事探しは転職エージェントを活用する
- 退職の意志は早めに伝えておく
今の仕事を辞めるデメリットを考える
辞めどきのサインを感じたら、実際に仕事を辞めることでどのようなデメリットがあるのかを考えるようにしてください。
一時的に給料が無くなったり、新しい仕事では手取りが下がる可能性もある。転職活動をする必要がある。未経験の仕事に着く可能性もある。
このように今の仕事を辞めるなら、たくさんのデメリットが出てくるはずです。
必ず退職・転職前に思いついたデメリットは対策を取るようにして、払拭しておくようにしてください。
下記リンクでは「現職を辞めたいけど次の仕事が決まってない人に向けて具体的な対処法」をまとめていますので参考になるか思います。
休暇を取得して心身を癒してみる
職場環境の変化により精神的・体力的にツラくなって「仕事の辞めどき」と感じても、1度長期休暇を取得して冷静になることをオススメします。
人の感情はネガティブになるほど、物事をマイナスに考えやすくなり主観的にしか物事を考えれなくなってしまいます。
長期休暇を取得することで、ネガティブになっていた気持ちをリフレッシュでき、客観的な視点で再度これから仕事をどうして行くべきか考えることが出来るようになるでしょう。
辞める前に転職先を探すようにする
辞めどきのサインを感じたからと、次の仕事が決まっていないのに退職してしまうのはリスクが大きすぎます。
転職先が決まっていないにも関わらず退職する場合は、6ヶ月以上は生きていける貯金があることを基準に判断するようにしましょう。
それだけの貯金が無いのであれば、必ず今の仕事を続けながら転職先を見つけるように心がけ、転職先が見つかってから退職するように行動してください。
仕事探しは転職エージェントを活用する
仕事を続けながら転職先を探すなら「転職エージェント」を活用するのがオススメです。
仕事をしていると自由な時間が少なくなるため、仕事探しに費やす時間もほとんど取れません。
多くの求人を取り扱いしている転職エージェントに登録しておくことで、アナタが希望する職種や年収に合わせて定期的に求人紹介がされるようになります。
また、活用する転職エージェントによっては「自己分析」の手伝いをしてくれたり、面接時の履歴書作成や面接対策もサポートしてくれますので、有利に転職活動を進めれることでしょう。
退職の意思は早めに伝えておく
転職先が決まったら早めに今の会社へと退職の意思を伝えるようにしておきましょう。
民法上では退職の意思表示をして2週間後なら退職可能とされていますが、社会人として1ヶ月前には退職の意思を伝えておきたいところ。
また、業務の引き継ぎや代わりの人材育成などを考慮すればもっと早く伝えておいて問題ないでしょう。
会社をスムーズに辞めるための3ステップを別記事にて解説していますので参考にしてみてください。
まとめ
仕事の辞めどきとなるサインを10個紹介しましたが、当てはまる項目があったなら、今後の事を真剣に考えた方がいいかもしれません。
やる気の出ない職場や、リスクを抱えた会社で働き続けることは将来的にはデメリットばかり。
今の職場で対策を講じていくのか、早めに会社へと見切りをつけて転職活動をスタートさせるのか、この記事を参考にして頂き判断するようにしてください。
注意点として
6ヶ月以上の生活出来る貯金がなければ、転職先が決まるまで今の会社は退職してはいけないというポイント。
必ず今の仕事を続けながら転職活動を行い、冷静な思考のもと条件の良い職場を見つけるようにしていきましょう。以上
会社に退職理由をどのように伝えればいいのか分からないという方は「退職理由は嘘をつくべき？面接時はNGだが円満退社の為ならOK。嘘のおすすめ理由5選」にも合わせて確認することをオススメします。
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