朝起きたら「仕事に行きたくない…」と憂鬱な気持ちになる時あると思いますが、ネガティブな感情を通り越して「朝泣いてしまっている」場合は要注意です。
仕事に行きたくないと泣いてしまっているのは、よっぽど精神的に疲れているか、体力的に疲弊しているからでしょう。
人間は追い込まれてしまうと、自分自身でも何をしでかすか分かりませんので早期的な対策を行う必要があります。
今回の記事では「なぜ朝から泣いてしまうのか」「朝から泣いてしまう時はどのような対処法」を行えばいいのか解説をしていますので参考にしてください。
仕事に行きたくないと朝泣く状態は危険!
職場に行くことが憂鬱に感じたり、人間関係において不満があると「仕事に行きたくない!」と心の奥底からフツフツとネガティブな感情が湧き出てきます。
お金を稼ぐために私たちは働かないといけない訳ですが、そのような背景を通り越して仕事に行きたくないと朝から泣いてしまう状況は非常に危険な精神状態と言えるでしょう。
無理して出勤を続けたり、人間関係で我慢ばかりしていると感情が爆発してしまった時に、いったい何をしでかしてしまうのかは本人でも想像することは不可能なんです。
最悪の場合は法律を犯してしまったり、命を落としてしまう事例も実際に起きていますので今の状況は本当に危険なんだと認識するようにしてください。
仕事に行きたくないと泣きたくなる理由
「仕事に行きたくない!」と朝から泣きたくなる主な理由をまとめました。
仕事を辞めたくなる代表的な理由に「人間関係の問題」が上げられますが、今回の泣きたくなる原因に直結している内容にもなりそうです。
他にも「体力的な疲労」「ハラスメント被害」などが考えられますので思い当たる節があるなら、これ以上無理を続けないように細心の注意を払ってください。
□仕事に行きたくないと泣きたくなる理由
- 職場の人間関係による悩み
- 労働環境による体力的な疲労
- ハラスメントの被害にあっている
職場の人間関係による悩み
仕事を辞めたいと感じる最もメジャーな理由は「人間関係の悩み」です。
辞めたいと感じるなら、仕事に行きたくないと感じるのも当たり前。
人間関係で悩んでいる人は「いじめ」「パワハラ」「失恋」と言った精神的に大きなダメージがある問題を抱えているため、朝から泣きたくなるのも仕方がないでしょう。
誰かに相談できる環境で生活しているなら悩みを乗り越えれるかもしれませんが、一人暮らしで家族と連絡を取っていなかったり、職場に相談できる人がいない場合は非常に気をつけるべき状態でしょう。
人間関係の悩みは、かなり深刻な仕事に行きたくない理由と言えます。
労働環境による体力的な疲労
力仕事がメインの業務や、残業などによる労働時間が長い職場は体力的な疲労から、仕事に行きたくないと感じるようになります。
体がボロボロになればなるほど朝から泣きたくなり、体調を崩す直前、もしくはすでに体調を崩している状態になるでしょう。
一時的な体の疲れなら仕事を休めば体力は復活しますが、明らかに体力面のキャパを超えている働き方はケガをしたり何かしらの病気に掛る可能性もありますので要注意となります。
ハラスメントの被害にあっている
上司が部下に対して厳しく指導する状況は誰しもが想像できる当たり前のシーンと言えます。
しかし上司の発言が暴言に近かったり、異様なプレッシャーを掛けられたり、暴力を振るわれたりと行き過ぎた行動に発展すると、被害者になった人間は仕事に行きたくないと感じるもの。
ハラスメントの代表例として上記のようなパワハラ行為をあげられますが、この他にも「セクハラ」「モラハラ」「スメハラ」など、精神的に大きなダメージを受ける行為はたくさんあります。
ハラスメントを日常的に受けていると、ストレスが蓄積されることにより朝から泣いてしまう人が多くいらっしゃいます。
朝起きて仕事に行きたくない時の対処法
実際に朝起きて「仕事に行きたくない…」とツライ気持ちになってしまったり、悲しさから泣きだしてしまった時のため対処法をいくつかまとめました。
解決できることもあるかもしれませんが、対処法でも悩みが解決しない可能性もあります。
気をつけて頂きたいのは「絶対に無理をしないこと。」
泣いてしまうのは「自分が弱いから」「仕事が出来ないから」このように自分自身を責めてしまう人もいらっしゃいます。
ネガティブになる必要はありませんので、頑張ってる自分自身を褒めながら今後の行動をとるようにしてください。
□朝起きて仕事に行きたくない時の対処法
- 目覚めが良くなる行動をしてみる
- 自分自身を褒めて励ます
- 誰かに朝泣いてしまうこと相談する
- 休暇を取得して気分転換を行う
目覚めが良くなる行動をしてみる
寝起きはテンションが低くなりやすく、ネガティブなことを考えやすくなる傾向があります。
ただでさえ布団から出るのも面倒くさいのに、仕事の準備をしなければいけない、仕事に行けばツライ業務が待っている。このような感情が脳内を駆け巡ると朝から泣きたくなってしまうことでしょう。
寝起きの時間は少しでもモチベーションが上がるように「目覚めの良くなる行動」を行うよう心がけることが重要。
オススメの目が覚めるルーティンは
- 電気を付けて部屋を明るくする
- ストレッチや運動をして体をほぐす
- 水を飲んだり、朝食をたべる
- シャワーを浴びる
- テンションの上がる音楽を聞く
上記のような行動になります。
朝から仕事に行きたくないと考える時間が少なくなり精神的にもラクになることでしょう。
自分自身を褒めて励ます
朝起きて泣きそうになっている時は、そんな状況でも仕事に行こうとしている自分自身を褒めて励ましてください。
仕事に行きたくないとモチベーションの低かった状況から、自分ならやれる!とテンションを上げれるようになります。
気持ちが上がってくれば「今日も1日がんばろう!」と仕事の準備に取り組めますので効果的な対処法となるでしょう。
ただしこの対処法は一時しのぎでしかありませんので根本的な解決に繋がりにくく、毎日繰り返して行うのは精神的に良くありません。
必ず他の対処法と組み合わせながら取り組むように心掛けてください。
誰かに朝泣いてしまうこと相談する
朝泣いている状態を恥ずかしいからと言う理由によって、悩みを1人で抱え込むのは非常に危険です。
精神的なストレスを減すため、自分では気づけなかった解決策や考え方を知るためにも、誰かしらに相談することはオススメになるでしょう。
相談していったい何の解決になるの?
このように考える方も多いようですが、相談することは心の安定を保つための対処法と考えてください。
相談によって必ずしも問題が解決する訳ではありませんが、1人で悩みに悩んで行き過ぎた行動(犯罪行為・自殺行為など)を抑制してくれる効果があります。
そんな事する訳ないと今は思っていても、人間は極限状態になると本当に何をするか分かりません。
誰かに相談するという行為は、アナタの万が一のリスクを低減してくれる効果にも期待が出来る訳なのです。
休暇を取得して気分転換を行う
体力的な疲労により仕事に行きたくないと感じているなら休暇を取得して心身共にリフレッシュするのは効果的です。
1日休むだけでも体力はかなり回復しますし、風邪やケガなんかも多少はマシになるでしょう。
精神的に疲れている状態なら長期休暇の取得がオススメとなります。
今は仕事でツライと感じている悩みでも、心をリフレッシュさせることにより「なんであんなにも悩んでいたんだろう?」と客観的な視点で悩みと向き合えるように。
休暇を取得するのは逃げだと感じる方もいるようですが、現状を冷静に判断できる効果的な対処法となりす。
会社に迷惑を掛けれないと負い目を感じるかもしれませんが、結局アナタが体調を壊したり、会社を辞めてしまう方が迷惑をかけることになりますので朝泣いているのであれば、迷わず休暇を取得するようにしてください。
朝泣くのが続くなら退職を検討しよう
対処法を実施しても解決できない悩みはもちろんあることでしょう。
そのような状況下なら無理してまで今の仕事を続ける必要はありませんので、退職や転職を検討するようにしてください。
転職するなら新しい仕事で同じ結果を招かないため下記の項目を意識しながら行動をしていくように心がけましょう。
□朝泣く状態を解決できない時は以下の行動を!
- なぜ泣いているのか原因を明確にする
- 人間関係が原因なら職場変更も一つの手
- 仕事内容が原因なら転職活動を
なぜ泣いているのか原因を明確にする
仕事に行きたくないと朝泣いているなら、今の仕事は退職して新しい職を探した方が身のためです。
転職活動を行うにあたり、何も考えず転職先を選ぶのは要注意。アナタがなぜ朝から泣いてしまっているのか原因を明確にしなければ、転職後も同じような悩みで朝から泣くことになるかもしれません。
人に商材を提案する営業行為がイヤ。
職場のパワハラ上司に会いたくない。
力仕事が本当にツライ。
心の底から悩んでいることをメモに書き出し、新しい仕事で同じ悩みを抱えてしまわないよう転職活動に取り組むことが重要となります。
人間関係が原因なら職場変更も一つの手
朝から泣いている原因が職場の人間関係なのであれば、上司や会社の専用窓口に部署移動が出来ないか相談してみるのも一つの手でしょう。
仕事を辞める理由の多くが人間関係となっているため、会社としても臨機応変に対応してくれる可能性がありますし、たったこれだけで朝から泣いていた悩みを解決出来てしまうかもしれないのです。
実践しない手は無いでしょう。
規模の小さい会社や、個人経営の店舗などでは対応が難しいこともありますので、環境を変えれなさそうであれば転職を行うようにしてください。
仕事内容が原因なら転職活動を
お客様と喋る仕事をやりたくない、電話で営業を掛けるのがストレス。
同じことを繰り返す業務内容に嫌気がさした、室外で働く環境がツライ。
仕事に行きたくないと感じる理由が「仕事内容」に関する問題なのであれば、迷うことなく転職をするようにしてください。
合ってないと感じている仕事を続けるのは本当に時間の無駄ですし、我慢し続けたとしても最終的に後悔する可能性が非常に高いんです。
再度アナタのやりたい仕事や、向いている仕事をじっくりと考えるようにして頂き、その考えに基づいて転職活動を進めていくようにしてみましょう。
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