ワイモバイルは通信費が安く、プラン内容も充実していることから利用しているユーザーさんは多いことでしょう。
とは言っても「ワイモバイルで機種変更」した経験がある人ってあまりいないのではないでしょうか?
理由はシンプルで
【ワイモバイルでiPhoneに機種変更すると損する可能性が高くなるから】です。
ワイモバイルユーザーは携帯ショップ店員からソフトバンクに乗り換えを提案されたり、他社への乗り換えを提案されるのが一般的。
今のiPhoneが古くなって機種変更を検討しているなら、ワイモバイルで損してしまわないように是非ともこの記事内容を参考にすると良いでしょう。
ワイモバイルiPhoneの機種変更が損する理由
ワイモバイルユーザーがワイモバイルで機種変更すると損する理由を詳しくまとめました。
ワイモバイルは基本料金が安いため、他社に乗り換えるのを躊躇うのも分かりますが、だからと言って何も知らずに機種変更してしまうと後々スゴく後悔してしまうかもしれません。
必ず全ての項目に目を通すようにしてください。
□ワイモバイルiPhoneの機種変更が損する理由
- iPhoneの本体価格が高い
- キャンペーンが弱い
- 取り扱いされているiPhoneが古い
- 販売員が嫌な顔をするかも?
iPhoneの本体価格が高い
iPhoneは意外なことにも購入する場所によって本体価格が大きく異なります。
例えばiPhoneSE3世代(64GB)をワイモバイルで機種変更する場合、本体価格は73,440円になりますが、Appleストアでの販売価格は62,800円。
なんと購入場所を変えるだけで10,640円もの差額が発生するのです。
他社の携帯会社と比較しても
UQモバイル 70,935円
ドコモ 73,370円
このようにワイモバイルのiPhone販売価格は他社よりも高いことが読み取れるでしょう。
キャンペーンが弱い
昔から携帯電話のキャンペーンは契約種別によって特典内容が大きく異なる傾向にあります。
特典の強さは
【機種変更】<【新規契約】<【乗り換え】
上記のような順番となっており、ワイモバイルユーザーがワイモバイルで買い替えを行う機種変更は、最もキャンペーンが弱い手続き方法になる訳です。
前項で解説したようにワイモバイルのiPhoneは本体価格が高いため、キャンペーンも特にないのであれば「Appleストア」で本体を購入するか、「他社に乗り換え」た方が断然お得になることは間違いないでしょう。
取り扱いされているiPhoneが古い
2023年8月現在、最新のモデルは「iPhone14シリーズ」となります。
しかしワイモバイルで取り扱いされているiPhoneは「iPhoneSE3」「iPhone12」「iPhone12mini」の3種類となっていますので、古いモデルしか販売されていない事がお分かり頂けるでしょう。
さらに驚きなのは本体価格で
ワイモバイルのiPhone12(128GB)は本体価格が119,520円で販売されており、AppleストアでiPhone13(128GB)を購入すれば107,800円。iPhone14(128GB)を購入すれば119,800円で手に入れることが可能なこと。
キャンペーンによって安くなる状況ならワイモバイルでiPhone12に機種変更するメリットも考えられますが、そうじゃないなら「ワイモバイルユーザーがお得に機種変更する方法」に必ず目を通すようにしてください。
販売員が嫌な顔をするかも?
元携帯販売員として働いていた頃の話になりますが、ワイモバイルユーザーが機種変更しに来店した時は必ずと言っていいほど「ソフトバンクへの乗り換え」をスタッフは提案していました。
販売員はノルマを設定されていることも多く、ソフトバンクへの乗り換え提案は、企業利益を追求するためというよりも、個人ノルマの為という感じがスタッフの振る舞いからヒシヒシと感じ取れたのを今でも覚えています。
実際に最新版として、ソフトバンク・ワイモバイル経験者に対し「ワイモバイルの機種変更は嬉しいか?」との質問をしたところ約7割もの人達が「嬉しくない」と回答しています。
ワイモバイルでシンプルに機種変更する手続きは、嫌な顔をされなくとも、販売員側はこのような感情で手続きを行っていると言えるでしょう。
ワイモバイルユーザーがお得に機種変更する方法
ワイモバイルユーザーがお得に機種変更する方法は、ズバリ「乗り換え」もしくは「端末のみ購入」をすること。
手続きの名称(オーダー)的には機種変更では無くなりますが、機種を新しいiPhoneに変更すると言う意味では1つの考え方になるでしょう。
前項でも記載したように元携帯販売員の主観的な意見となりますが、ワイモバイルでの機種変更手続きは現場の携帯ショップ店員も余り受けたくない業務になるかもしれません。
下記にてワイモバイルユーザーがiPhoneをお得に機種変更する方法をまとめていますので参考にしてください。
□ワイモバイルユーザーがお得に機種変更する方法
- ソフトバンクに乗り換えて機種変更
- ワイモバイルのまま端末のみ購入する
- 一括払いならAppleストアで本体を購入
ソフトバンクに乗り換えて機種変更
1年以上ワイモバイルを継続利用しているユーザーであれば、ソフトバンクに乗り換えることで「iPhoneの本体価格」と「通信費の基本料」を大幅に安くできる特典が受けられます。
通信費に関しては、データ使い放題プランを最安値2,090円で1年間利用できるようになり、ワイモバイルの基本料金より安くなる可能性が大いに有り得ます。
ソフトバンク公式
iPhoneの乗り換えキャンペーンはソフトバンクに限らず「au」や「ドコモ」でも行われています。
しかし、ワイモバイルユーザーは上記で解説した「ワイモバイルからソフトバンク乗り換え特典」によって通信費が安くなりすぎるため、auやドコモがiPhoneキャンペーンをやっていたとしても、結論として選ぶ必要がありません。
ユーザーからすればキャンペーン内容が複雑で困惑してしまうかもしれませんが、ワイモバイルを1年以上契約しているなら「ソフトバンク」に乗り換えてiPhoneを購入すれば基本的に損することは無いでしょう。
ワイモバイルのまま端末のみ購入する
携帯会社からiPhoneを購入する場合、契約が必須だと考えていませんか?
実は2019年10月に施行された「改正電気通信事業法」により、回線契約をする必要なく携帯会社からiPhoneの本体だけを購入する事が可能になっています。
つまりワイモバイルの契約をわざわざ変更することなく、ソフトバンクやau・ドコモからiPhone本体だけを購入出来る訳です。
ワイモバイルの取り扱いiPhoneは「iPhoneSE3」「iPhone12」「iPhone12mini」の3種類と解説しましたが、端末のみ購入を視野に入れれば最新のiPhone14シリーズやiPhone13もワイモバイルを契約したまま他社の携帯会社から購入が可能。
また大手キャリアならではの「返却プログラム」も選べるので、ワイモバイルユーザーなら必ず知っておきたい知識となるでしょう。
iPhoneの本体のみ購入に関しては別記事にて詳しく取り上げていますので、今イチ理解出来なかったという方は是非とも参考にしてみてください。
一括払いならAppleストアで本体を購入
iPhoneを分割払いではなく「一括払い」で購入する予定なら、Appleストアから直接iPhoneを購入しましょう。
前項の「iPhoneの本体価格が高い」でも解説したようにワイモバイルのiPhone価格は高く設定されており、Apple公式から購入した方が本体価格は断然安くできます。
また大手キャリアから本体のみ購入をする場合と比較しても、Appleストアの価格が安いのに変わりありません。
分割払いで購入してもいいのであれば、大手キャリアの「返却プログラム」を活用した方が大幅なキャンペーンの値引きを受けられます。
どうしても「一括払い」で購入したい!このように考えるユーザーさんは珍しくありませんので、このような場合はAppleストアから直接購入するべきと覚えておきましょう。
それでもワイモバイルでiPhoneに機種変更するなら
ここまでワイモバイルユーザーがお得に機種変更する方法を解説してきました。
お得にするためには「ワイモバイルからソフトバンクに乗り換える」「大手キャリアから端末のみ購入をする」など少し複雑な内容だった為、面倒くさいし普通にワイモバイルで機種変更しようと感じた方もいらっしゃることでしょう。
シンプルにワイモバイルで機種変更する場合でも、負担をなるべく減らせるよう下記に意識すべきポイントをまとめました。
是非とも参考にしてください。
頭金が安い家電量販店で機種変更
ワイモバイルの機種変更は、ワイモバイルショップもしくはソフトバンクショップで手続きする事が出来ます。
ひとくくりにショップと言っても、単独店舗で経営している場合や、家電量販店に併設されていたり、イオンなどの商業施設に併設さてれいるなど様々な環境にワイモバイルショップは存在します。
機種変更手続きは基本的にどの店舗でも行うことが可能ですが、筆者のオススメは「家電量販店」に併設されたショップで契約する方法。
理由としては、ショップによってiPhoneの本体価格は同じにも関わらず追加費用として発生する「頭金」に大きな差が現れるからです。
携帯ショップでは「iPhone価格」+「頭金3,000円~10,000円」が必要になる事が多いのですが、家電量販店であれば頭金が比較的安く設定されており、筆者の感覚としては頭金0円で設定されている店舗がほとんど。
購入場所を変えるだけで何千円もの差額が発生しますので、是非とも意識したいポイントになるでしょう。
オンラインショップで機種変更する
手続きが難しそうだと感じて、ワイモバイルのまま機種変更を検討するなら店頭での申し込みを推奨しますが、そういう訳でないのならオンラインショップからの申し込みがオススメです。
店舗にて機種変更手続きを行う場合は、契約手数料として3,850円費用が発生しますが、オンラインショップで機種変更手続きを済ませれば手数料は0円になります。
また携帯ショップに行く手間が省けたり、携帯販売員から余計な商材を提案される心配も無くなりますので、考えようによってはメリットの大きい手続き方法となるでしょう。
ワイモバイルで機種変更できるiPhone一覧
2023年8月現在ワイモバイルで販売されているiPhoneは
- iPhoneSE3
- iPhone12
- iPhone12mini
上記の3種類となります。
とは言っても、iPhone12やiPhone12miniの在庫が未だに置いてある店舗はほとんどありませんので、現実的にワイモバイルで購入できるモデルは「iPhoneSE3」だけと考えて問題ないでしょう。
iPhone12シリーズも店舗を探しまくればまだ有るかもしれませんので、3種類のiPhoneについて詳細をまとめました。
iPhoneSE3
最近のスマホは本体サイズがどんどん大きくなってきていますが、iPhoneSEシリーズは昔ながらのコンパクトサイズを継承したモデルとなります。
片手操作もしやすく、胸ポケットにも入れやすいので使い勝手を優先する人には文句なしのサイズ感になるでしょう。
また、指紋認証ができるホームボタンが設計されていますので、顔認証ではなく指紋で画面のロック解除をしたいならiPhoneSE3は買いとなります。
CPUにはiPhone13と同じA15 Bionicが搭載されていますので、価格は低コストながらハイスペック性能を兼ね備えたコスパ最強のiPhoneと言えます。
iPhone12
ホームボタンが無くなった変わりにディスプレイサイズが大きく設計された顔認証(FaceID)搭載のモデルとなります。
背面カメラはデュアルレンズとなっており、広角・超広角が搭載。同じ立ち位置からの撮影でも後ろに大きく下がった感覚で広範囲を写真に収めることが可能。
初めて5G電波に対応したiPhoneでもあり人気のシリーズとなっています。
また、ワイヤレス充電の「MagSafe」が使えるので位置がズレて充電が出来ていない!という悩みも解決です。
iPhone12mini
iPhone12がそのままコンパクトになったモデルです。
全画面モデルでは初となる小さいサイズでの販売だったこともあり、非常に人気を博したiPhoneとなりました。
バッテリー消費の速さが評価では目立ちましたが、それ以上に「持ち運びやすさ」「片手操作のしやすさ」の観点からiPhone12miniを選ぶユーザーはからり多くいらっしゃいます。
まとめ
ワイモバイルで普通に機種変更するのは損してしまう可能性が高いことをお分かりいただけましたでしょうか。
ワイモバイルユーザーが機種変更を検討するなら、「ソフトバンクに乗り換えて」新しいスマホを購入するか、ワイモバイルの契約は何も変えずに「端末のみ購入」する方法が、少しでもお得に出来る手順だと解説しました。
とくに「iPhone13」や「iPhone14」など最新モデルを希望する人は、絶対に知っておくべき内容となりますので今一度この記事を見返すようにして、どの方法で機種変更するのかを考えるようにしてください。
別に型落ちモデルで問題ない。金額は高くてもいいから、とりあえず面倒くさいことはやりたくない。
このように考えるならワイモバイルで普通に機種変更して問題ないので、携帯販売員に何を提案されようとワイモバイルのまま機種変更手続きを終わらせるようにしましょう。以上
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