職場でのコミュニケーションや、プロジェクトのやり取りをスムーズに進めたいのに「話が噛み合わない」「イラッとしてしまう」「何を話せばいいか分からない」なぜか波長の合わない人っていますよね。
このような相手とやり取りをしていると精神的にも疲れやすく、ビジネスの効率は悪くなり生産性も低下してしまいます。
今回の記事では「波長が合わない」と感じてしまう具体的な理由と、「波長が合わない人とのベストな付き合い方」をまとめました。
是非とも参考にしてください。
波長が合わないと感じる人の特徴
人間関係で使用される波長という言葉には「気持ちの意思疎通」がどれくらい噛み合っているのかを表す意味合いがあります。
つまり、意思疎通しやすいなぁと感じる人は波長が合っている。全然この人噛み合わない…と感じれば波長が合わない人と表現することになるでしょう。
波長が合わない人には特徴があり、その理由を理解することで今後の付き合い方を対策していけるようになります。
以下に詳しくまとめていますので必ず目を通すようにしてください。
□波長が合わないと感じる人の特徴
- 相手に対して興味関心を持っていない
- 常に主観的な自己中心タイプ
- 自分に対して心を開いてくれない
- 喋り方や言い回しが癇(かん)にさわる
- 趣味や嗜好を知った上で話が合わない
相手に対して興味関心を持っていない
人と人は日常会話を通して自然と相手に興味や関心を持つようになります。
ファーストコンタクトから波長が合う!なんて思える相手は珍しく、会話の回数や接触頻度が増えることにより、すこしづつ趣味嗜好を読み取り「この人とは波長が合うなぁ」と感じるようになるのが一般的な流れでしょう。
相手側もしくは、アナタが相手に対して興味を持とうとしなければ何回コミュニケーションを取っても距離が縮まることなく、逆に相性の悪い人だと脳が勘違いするようになることも。
結果的に波長が合わないと感じるようになってしまう訳です。
常に主観的な自己中心タイプ
自己中心的な性格をしている人は「人の話を聞かない」「相手の事を基本的に考えない」「自分の意見を言うのに必死」なので、大抵の人とは波長が合いません。
ただ、波長が合わない…気まづいなぁ…と感じてるのはアナタだけで、当の本人は相手の気持ちなんて考えてもいないため、仲がいい人・波長が合う人と認識していることが良くあります。
自己中心的なタイプには、波長が合わないと感じる必要ありませんので気を使わずガンガンコミュニケーションを取りましょう。
自分に対して心を開いてくれない
内気な性格の人・ネガティブ思考な人、アナタよりも役職(ポジション)が下で立場の弱い人は、アナタに対して「心を開きにくい」特徴があります。
心を開いてくれない状況は、その人の本心を知ることが出来ず「偽りの姿」とコミュニケーションを取り続けることに繋がります。
何回コミュニケーションを取っても、距離感が近づかないだけでなく、毎日毎日関係値がリセットされているような感覚に陥ることも珍しくありません。
相手側から会話してくれる機会もほとんどないため、波長が合わない人と認識してしまうようになります。
喋り方や言い回しが癇(かん)にさわる
不思議と喋っているだけでイラッとしてしまう相手っていませんか?
遠回しに嫌味を言ってきたり、自慢話のようにドヤりながらいつも話しかけてくる。
他にも、面白くもない語尾ばかり使ってきたり、方言とかではなく、話すリズムやイントネーションが鼻につく。
波長が合わないというよりも、とりあえずこのような相手にはムカついてしまうため、関わりたくないと生理的に感じることでしょう。
このタイプは、アナタがムカつかないようにするしか上手く付き合う方法がないので最も厄介な存在になるかもしれません。
趣味や嗜好を知った上で話が合わない
ここまで記載してきた項目は基本的に「相手の事を知れていない」理由によって波長が合わないと感じてしまうものばかりでした。
職場での付き合いが長くなると、自然と相手の趣味嗜好は分かるようになり、アナタが興味を持っていなくても周囲から情報が勝手に舞い込むようになります。
相手のことをある程度知った上でコミュニケーション取って波長が合わないと感じる場合は、お互いの趣味や性格に共通点が少なすぎるからでしょう。
アナタから今以上に歩み寄るよう意識して、共通する話題を見つけていくことが、上手く付き合っていくための秘訣になります。
波長が合わない人とのベストな付き合い方
波長が合わない理由を知ることが出来たら、それを踏まえた上で上手くコミュニケーションが取れるように「ベストな付き合い方」を考えるようにしてみましょう。
参考程度に筆者がオススメする「波長が合わない人との付き合い方」を以下にまとめてみました。
□波長が合わない人とのベストな付き合い方
- とにかく共通する話題を探す
- 適度な距離感で今後も接する
- 褒め言葉の「さしすせそ」に頼る
とにかく共通する話題を探す
相手の性格面や、趣味嗜好をあまり知らない状態で波長が合わないと感じている場合は、アナタが今以上に相手へと興味を持ち「共通する話題」を探してみるように意識してみましょう。
今まで話しが噛み合わない、話すことがないと散々悩んでいた相手でもとにかく「共通話題を1つ」さえ見つけきれれば、それだけの話題で波長が合うようになってきます。
筆者の体験談として
何も話すことが無くて困っていた同僚が職場にいたのですが、ゲームを好きという情報は知っていたので、筆者はゲームに全く興味が無かったものの、その同僚が好きなゲームを始めてみました。
すると、たったそれだけの話題をキッカケに、同僚との仲は一気に深まり、今では波長がめちゃくちゃ合う親友にまでなっています。
波長が合わないと感じている時は、自ら波長を合わせてみるのも上手く付き合う効果的な方法でしょう。
適度な距離感で今後も接する
波長が合わない人に対して、無理に距離を詰めようとするのは逆効果に繋がりやすいためNG行動として覚えておきましょう。
また、アナタが近づこうとしていなくても相手側から距離を詰めてくる場合もあると思います。
波長が合わない人と上手く付き合うには「適度な距離感」を維持し続けるのも大切。
波長が合わないと感じているものの、互いに人間関係で困難が生じている訳では無い、仕事に支障が出ている訳では無い。
このような状況なのであれば、そのまま今の距離感を意識していくのも上手く付き合うために必要な知識となります。
褒め言葉の「さしすせそ」に頼る
相手がしつこくコミュニケーションを取ってくる、もしくは相手がなかなか心を開いてくれない場合は「とにかく相手を褒める」相づちが波長を合わせる方法としてオススメ。
褒められて嫌な気持ちになる人は基本的にいませんし、相手の心を開きやすくなったり、色んな情報を聞き出す効果にも期待ができます。
相手を褒めるときは「褒め言葉のさしすせそ」を意識すれば簡単に褒めまくることが可能。
褒め言葉のさしすせそ
- さ「さすがですね!」
- し「知らなかったです!」
- す「すごいです!」
- せ「センスありますね!」
- そ「そうなんですね!」
話の盛り上がりや、話題の切り替わりがスムーズになりやすくなるので是非とも使ってみてくださいね!
コメント