iPadは自宅のWiFiや、ポケットWiFiがなければ使えないと思っていませんか?
WiFi環境が整っていない場所でもiPhoneがあれば「テザリング」を活用して、iPadをインターネットに繋げることは可能です。
iPhoneの充電さえあれば、いつでもどこでもテザリングによりiPadを楽しめますので是非とも活用してみましょう。
iPhoneからiPadにテザリングして使用する際の注意点も合わせてまとめましたので参考にしてください。
iPhoneのテザリングでiPadは外でも使える!
出先でiPadをWiFiに繋げるなら「iPhoneのテザリング」で問題なくインターネットを楽しむことが出来ます。
テザリングだと「繋がりが悪い」「お金が掛かる」このようなイメージもあることから
セルラーモデルの購入を検討したり、モバイルルーターの契約をするか悩んでいることでしょう。
最近では基本的に「テザリングオプション」は無料で使えるようになっていますし、日常的な使い方であればテザリングの電波で困ることはありません。
セルラーモデルを購入する必要なし
iPhoneのテザリングでiPadを繋げるなら「セルラーモデル」を購入する必要はありません。
iPadを利用する8割~9割のユーザーは「WiFiモデル」で事足りると言われており、セルラーモデルを購入すべき人は一部の人たちに限られます。
現にiPadセルラーモデルを購入して後悔している人は多く、スマホ天職でも別記事にて「なぜiPadセルラーモデルを購入すると後悔するのか?」で内容を詳しくまとめています。
合わせて「セルラーモデルを購入すべき人」も記載していますので、テザリングで繋げるか、セルラーモデルにするか悩んでいるなら参考にしてみるといいでしょう。
スマホで契約してるデータ量を使用
iPadをiPhoneのテザリングで繋げる場合、データ量(ギガ)はiPhoneで契約しているデータ量が消費されます。
5GBプランを契約していれば、iPhoneで使用したデータ量と、iPadにテザリングで繋げて消費したデータ量を合わせて5GBになると速度制限が掛かる仕組み。
ただし携帯会社でデータ使い放題プランを契約しているなら、テザリングに上限設定がされる場合もありますのでご注意ください。
iPhoneをiPadにテザリングする方法
□iPhone側の設定
iPhoneの「設定」アプリを起動
「インターネット共有」をタップ
「WiFiパスワード」を希望するパスワードに変更する。
「他の人の接続を許可」をONにする。
□iPad側の設定
iPadの「設定」アプリを起動。
「WiFi」の画面を表示。
「WiFi」をONにする。
他のネットワークにiPhone側で設定している「名前」が表示されているのでタップ
iPhone側で設定した「パスワード」を入力して接続をタップ
これでiPhoneのテザリングにiPadを接続する設定は完了です。
iPhoneでiPadをテザリングする注意点
iPhoneのテザリングでiPadを使用するなら事前に注意点を確認しておきましょう。
項目を確認し「面倒くさい」「それは困る」と感じるようであれば、モバイルルーターを検討したり、iPadはセルラーモデルにする事も考える必要があるかもしれません。
□iPhoneでiPadをテザリングする注意点
- インターネット共有の設定が都度必要
- バッテリー消費が異常に早くなる
- SIMカードの方が通信は安定しやすい
インターネット共有の設定が都度必要
iPhoneをiPadにテザリングする方法にて繋げ方の解説を行いましたが、テザリングを使用する場合は自宅のWiFi接続とは異なり
「インターネット共有の設定が都度必要」
になります。
自宅のWiFiなら1回目にWiFiの「パスワード入力」を行い、2回目以降はWiFiに繋げたいデバイスの「WiFiボタンをON」にするだけで自動接続が可能。
しかし、テザリングでインターネット共有をする場合は1回目に接続設定をしても、2回目以降でも「パスワード入力は不要になる」もののiPhone側で都度インターネット共有をONにしてから、iPad側のWiFiをONにする必要があります。
ほんのちょっとした手間ですが、この地味な作業にストレスを感じる人もいらっしゃいます。
バッテリー消費が異常に早くなる
iPhoneの電池持ちで悩んだ事がない人でも、テザリングを使うならバッテリー消費の速さに驚くかもしれません。
筆者は現在iPhone12を利用しているユーザーですが、テザリングすることなく普通にiPhoneを1日利用するとバッテリー残量は60%ほど余ります。
しかしiPhoneのテザリングをiPadに繋げているとバッテリー残量が余るどころか、夕方頃にはバッテリー切れが起きるのも珍しくありません。
長時間のテザリングを考えているなら、モバイルバッテリーを持ち歩くなどして何かしらの対策が必要になります。
SIMカードの方が通信は安定しやすい
iPhone12シリーズ以降はテザリングで使用できる周波数帯が2.4GHzと5GHzを選択できるようになったこともあり、「速度が遅い・繋がりにくい」という問題は改善されてきています。
筆者としてもiPhoneのテザリングで「遅い」「繋がりにくい」と困った経験は基本的にありませんし、遅いと感じる時はそもそもiPhone自体の電波が悪い環境でテザリングしている事がほとんど。
とは言え
やはり直接iPadに携帯会社のSIMカードを挿して使用した方が繋がりが安定するのは間違いありません。
また、iPhoneのテザリングよりもWiMAXなどのモバイルルーターで接続した方が通信が安定する可能性は高くなりますので、iPadで使用するサービスによってはテザリングだと物足りなさを感じることもあるでしょう。
まとめ
結論、iPhoneがあればiPadはテザリングでも十分にインターネットを楽しむことが出来ます。
WiFi環境が無い場所でiPadを使うからと、わざわざ「セルラーモデル」を購入して「SIMカードを契約」する必要はありませんし、モバイルルーターを契約することもないでしょう。
しかし、場合によってはiPhoneのテザリングだと「面倒くさい」と感じたり、「困ってしまう可能性」もありますので
【iPhoneでiPadをテザリングする注意点】に目を通して頂き、不安を感じるならセルラーモデルの購入、もしくはモバイルルーターの契約を検討してみることをオススメします。以上
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