iPhone13は「買わない方がいい!」「購入は待つべき!」と良く言われていますが、元携帯販売員からの意見を言わせてもらうと
「大きな間違いだ!」と言えるでしょう。
なぜiPhone13は買わない方がいいと言われているのか、なぜ筆者が大きな間違いだと断言できるのかをこの記事では解説します。
結論から言わせて頂くと
2023年現在iPhone13は携帯会社のキャンペーンにより激安価格で購入できるから。
乗り換えや機種変更など契約手続きが面倒な場合でも、回線契約をすることなくAppleストアの公式価格より断然お安く購入できますので最後まで目を通すようにしてください。
※キャンペーン内容は購入する「時期・地域・店舗」によって大きく異なりますので、事前に認識した上で読み進めるようにお願いします。
iPhone13を買わない方がいいは大間違い!
iPhone13は買わない方がいいと言われていますが、購入するタイミングを待つ必要なく間違いなく「買った方が良い」モデルになります。
iPhone13とよく比較されるのは「iPhone14」になりますが、実はこの2つのモデルに性能差はほとんどありません。
大きな違いとしては本体メモリ(RAM)が4GBか6GBと言った違い。
2023年1月の販売価格は
iPhone13が107,800円
iPhone14が119,800円
この性能差で本体価格が1万2千円も変わるなら、元携帯販売員の意見としては間違いなく「iPhone13」を選びます。
さらに事項にて詳しく解説を行いますが、iPhone13は携帯会社のキャンペーン対象機種にも指定されていますので、実は大幅に値下げされた価格で購入も可能。
念の為に何故iPhone13が買わない方がいいと言われているのか、先に理由を記載しておきます。
iPhone13を買わない方がいいと言われる理由
iPhone13を買わない方がいいと言われいる理由は下記の内容が考えられます。
- 前作のiPhone12とほとんど変化がない
- スペックの割に本体価格が高い
- iPhone14発売前の名残り
前作のiPhone12とほとんど変化がない
iPhone13とiPhone14は性能差がほとんどないと解説しましたが、なんとiPhone12とiPhone13もほとんど性能差(変化)がありません。
iPhone12とiPhone13の主な違い
- 頭脳(CPU)がA15 Bionicに変更
- カメラにシネマティックモード追加
- ディスプレイの光度が若干アップ
- パッテリー持ちが最大2.5時間アップ
性能差がこれだけしかないとなれば、本体価格の安いiPhone12を購入した方がいいとなる訳です。
しかし今ではiPhone12の生産は終了し、iPhone13もしくはiPhone14を購入するしかないので、iPhone13を買うべき状況に時代は変化しています。
スペックの割に本体価格が高い
iPhone13の本体価格は107,800円となり、他社のAndroidスマートフォンと金額を比較したら高額な金額設定をされたモデルと言えます。
例えば他社のiPhone13同等のモデル
Google社のPixel7は82,500円
SAMSUNG社のGalaxy s22は94,512円(ドコモ版)。
またミドルスペックで満足するという方ならAndroidスマートフォンだと3万円~5万円程度で購入することも可能でしょう。
日本人はiPhoneにこだわる傾向がありますので、Androidも視野に入れて考えれるならiPhone13は買わない方がいいとなる訳です。
iPhone14発売前の名残り
2022年9月にiPhone14が発売開始されましたが、iPhone14のリーク(発売前)情報により、iPhone13の購入は待つべきだとたくさんの声が上がりました。
特に今回のリーク情報では
- ディスプレイ内部への指紋認証搭載
- 充電がtypeC端子に変更
- デュアルSIMの搭載
に話題が集まり、これらが実現するのであれば確かにiPhone13の購入を待つべき状況だったと言えるでしょう。
しかし結局はiPhone14に上記3つの項目は搭載されず、iPhone13と全く代わり映えのない結果に。
iPhone13を「買わない方がいい」「待った方がいい」との意見が目立つのは、iPhone14が発売する前リーク情報を元に多くのメディアで取り上げられた情報の名残りだと言えるでしょう。
結論としてiPhone14発売後に今となっては「iPhone13を買った方がいい」と言うのが元携帯販売員の意見になります。
iPhone13は携帯会社のキャンペーンにより安く買える!
iPhone13は買うべきモデルだとお分かり頂けたかと思いますが、せっかくなら少しでもお得に購入したいですよね。
2023年AppleストアからiPhone13を購入すると本体価格は107,800円となりますが
携帯会社「ドコモ・au・ソフトバンク」からiPhone13を購入するとキャンペーン値引きにより、Appleストアの販売価格よりも「お得に・お安く」手に入れることができる可能性があります。
携帯会社のキャンペーンを適用する場合どのような購入方法になるのか
どこの携帯会社から購入するのが最もお得なのか
詳しく解説しますので是非とも参考にしてください。
□携帯会社のiPhone13キャンペーンを徹底解説
- 携帯会社のiPhone13キャンペーンとは?
- 返却プログラムを理解する必要あり
- iPhone13をどこから購入するかが重要
- ドコモでの購入ならいつ返却してもOK!
iPhone13をお得に購入するための基礎知識は別記事でも解説していますので、一通り読んで分かりにくかったらコチラも目を通してみてください。
携帯会社のiPhone13キャンペーンとは?
iPhone13に対して携帯会社は主に2つのキャンペーンを実施しています。
1つ目は「回線契約値引き」
2つ目は「端末のみ購入値引き」
先ずはそれぞれがどのようなキャンペーン内容なのかを確認してみましょう。
回線契約値引き
携帯電話を買い替えるなら携帯ショップで手続きをする方法が一般的ですが
同じ携帯会社で買い替える手続きを「機種変更」。
異なる携帯会社に変更する「乗り換え」。
新しい電話番号を発番する「新規契約」と携帯業界では呼んでいます。
【回線契約値引き】とは、このような携帯会社で行う回線契約手続きと同時にiPhone13を購入することで適用できるキャンペーンとなり、値引き額は最大で22,000円まで可能と法律により定められています。
値引き額は契約内容によって異なり
機種変更<新規契約<乗り換え
一般的には上記のような順番で割引が優遇されている傾向があります。
割引額の相場としては機種変更が5,000円引き、新規契約が10,000円引き、乗り換えが20,000円引きを目安にするといいでしょう。
端末のみ購入値引き
【端末のみ購入値引き】とは、名前の通り携帯会社から端末(iPhone13)を購入するだけでキャンペーンが適用されるシンプルな値引き。
ここで多くの方は「携帯会社と契約しなくていいの?」と疑問を抱くのではないかと思いますが
実は2019年に行われた電気通信事業法の改正により、携帯会社では回線契約手続きをする必要なく端末だけを購入することが出来るようになっています。
最近では「回線契約値引き」よりも「端末購入値引き」のほうがキャンペーン額が大きくなっている傾向にあるため、非常に注目度が高まっている内容と言えるでしょう。
下記の写真からもわかるように、iPhone13端末購入値引きの割引相場はなんと4万円~5万円程度となっており、回線契約値引きよりも2倍近く割引されていることが分かります。
Buzzap!で2021年7月からお伝えしている大手各社の仁義なきiPhone値下げ合戦。〔中略〕回線契約なしでも5万円近い本体価格の割引を受けることができます。
Buzzap!
ここで改めてAppleストアでiPhone13を購入した場合と、掲載した写真を参考に端末のみ購入キャンペーンを適用して購入した場合を比較すると下記のようになります。
Appleストア 107,800円
ドコモ 90,663(定価138,380円-端のみ値引き47,717円)
au 84,521円(定価127,495円-端のみ値引き42,974円)
ソフトバンク 91,128円(定価138,240円-端のみ値引き47,112円)
本来はAppleストアから購入する方法が最もお得でしたが、端末のみ購入値引きが適用されることによって、携帯会社から購入した方が安くなる事がお分かりいただけるでしょう。
返却プログラムを理解する必要あり
携帯会社では購入したスマートフォンを2年後に返却することで、ユーザー側の端末代金負担を少なくする「返却プログラム」が今となっては当たり前のように導入されています。
最近は「端末のみ購入値引き」の条件に、「返却プログラムで購入すること」が追加されがちなので仕組みを事前に知っておく必要があるでしょう。
返却プログラムの基本的な仕組みは
iPhoneの本体価格から残価を携帯会社が設定し、ユーザーはその残価を先ずは支払わずに2年後へと残しておき、「本体価格と残価の差額」を2年間かけて分割で支払う仕組みとなります。
2年経過後は「本体を返却」すれば残価の支払いは不要となり、「残価の支払い」をすれば同じiPhoneをそのまま使い続ける事が可能。
携帯会社からの購入は必ず「返却プログラム」の話題が登場しますので事前に内容を理解しておくようにしてください。
iPhone13をどこから購入するかが重要
iPhone13の主な購入場所は
- Appleストア
- ドコモ
- au
- ソフトバンク
- 楽天モバイル
お得に購入する方法としては、端末のみ購入値引きが行われている「ドコモ・au・ソフトバンク」から購入することがオススメとなります。
また「ドコモ・au・ソフトバンク」でも
- 携帯ショップ
- 家電量販店
- 商業施設
- イベント会場
購入窓口は多数在りますが、とりあえず「端末のみ購入値引き」が行われていればどこでもOKと言えるでしょう。
ドコモでの購入ならいつ返却してもOK!
最近は端末のみ購入値引きのキャンペーンを適用する条件に「返却プログラムでの購入」が含まれていることが非常に多く
iPhone13を2年間も使わないといけないのか…
と長期利用しなければいけない観点から購入を悩む場合も考えられるでしょう。
返却プログラムは購入から2年目に返却しないといけないというルールはなく「au・ソフトバンク」は購入から13ヶ月目以降はいつでもプログラムを利用する事ができます。
さらにドコモの「いつでもカエドキプログラム」になると、購入後いつ返却してもプログラム適用OKなので
極論言うとiPhone13を購入した1ヶ月後にiPhone14を使いたくなったら、直ぐにでも返却して買い替えする事が可能。
長期利用する気はないが、一旦はとりあえずiPhone13で繋いでおきたいと考えるユーザーはドコモからの購入が最もオススメとなります。
iPhone13の購入を待つべき事例
iPhone13は携帯販売員の目線からすると買うべきモデルだと解説しましたが、状況によっては購入を待つべき事例ももちろん考えられます。
詳しく記載しておきますので当てはまる場合は、購入するのを待つ方がいいかもしれません。
□iPhone13の購入を待つべき事例
- 値引きのキャンペーンが行われていない
- 本体容量が128GBでは足りない
- Pro(プロ)シリーズを検討している
値引きのキャンペーンが行われていない
iPhone13は携帯会社で「端末のみ購入値引き」のキャンペーン対象機種に指定されているからこそ、今買うべきモデルと言えます。
携帯会社にiPhone13を購入しに行っても、そもそもキャンペーンが何も無ければAppleストアから購入した方が安いですし、
そもそも定価がもっと安い「iPhone12」や「iPhoneSE3世代」を買った方がいい場合も有り得るでしょう。
本体容量が128GBでは足りない
iPhone13は本体容量が128GB・256GB・512GBの3種類が販売されています。
しかし携帯会社にて「端末のみ購入値引き」が適用されるモデルは128GBだけになることがほとんど。
本体容量が128GBで足りないユーザーさんは、256GB以上のモデルを購入する必要がありますので購入を待つべき状況と言えるでしょう。
Pro(プロ)シリーズを検討している
iPhoneは毎年カメラが3眼のProシリーズが販売されており、iPhone13シリーズでも「iPhone13Pro」は販売されています。
Proシリーズはカメラが3眼になることで、ズーム機能が進化し遠くの景色まで撮影する事が可能に。
またカメラ以外にも性能が向上する点や、追加される機能もありますので通常のiPhone13では物足りないと感じる方もいらっしゃることでしょう。
Proシリーズの購入を検討するならiPhone13の購入は待つべきだと言えます。
iPhone13の購入で気をつける注意点
iPhone13をお得に手にするなら携帯会社のキャンペーンを活用して購入すべきことが分かりましたが、気をつけるべき注意点が何点がありますので記載しておきます。
□iPhone13の購入で気をつける注意点
- 端末のみ購入or回線契約を明確にしておく
- 短期解約前提の契約は要注意
- 携帯販売員の説明を鵜呑みにしない
端末のみ購入or回線契約を明確にしておく
携帯会社からiPhone13を購入するなら、「端末のみ購入」で手続きをするのか、乗り換えや機種変更のような「回線契約」も同時に行うのか事前に決めておく事がオススメ。
端末のみ購入値引きを行っている携帯会社は「ドコモ・au・ソフトバンク」になるため、回線契約まで行うと通信費が高くなる傾向があります。
すでに「UQモバイル・ワイモバイル・楽天モバイル・その他格安会社」を利用しているユーザーさんなら、回線契約を行わずに端末のみ購入を検討すべきと言えるでしょう。
大手3キャリアを利用しており、かつ携帯会社にこだわりが無いなら「回線契約(乗り換え)」と同時にiPhone13の購入をする事がオススメになります。
携帯販売員の説明を鵜呑みにしない
携帯会社から購入する場合は必ず「携帯販売員」の説明を受けて手続きを進めます。
携帯販売員はノルマを課せられていることが多く
- 回線契約をして欲しい
- 契約して欲しい料金プランがある
- 加入して欲しいオプションがある
このような心理状況の元アナタに提案を行っていると考えられるでしょう。
携帯ショップからスマホを購入してはいけない!と多くの口コミで言われているほど悪質な販売員もいらっしゃるようで
状況によっては携帯販売員の都合が良いように提案される可能性も考えられますので、言われた事は全て鵜呑みにせず
おかしいと感じた事は必ず質問するようにしてください。
明確な理由が無かったり、不信感を感じた場合は他の店舗で購入することをオススメします。
短期解約前提の契約は要注意
大手3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)はキャンペーンによりiPhone13を安く購入できますが、通信費が高くなるデメリットがあります。
そのため大手3キャリアでiPhone13を購入後すぐに通信費が安い「UQモバイル・ワイモバイル」などにプラン変更する方法を考える方もいらっしゃいますが、この手続き方法は注意が必要です。
理由としては短期解約扱い(ブラックリスト)になる可能性が高く、短期的に解約してしまった携帯会社を一定期間契約できなくなってしまうことも考えられるから。
自己判断で短期解約をするのは自由ですが、携帯販売員からこのような契約方法を提案された場合は細心の注意を払うようにしてください。
スマホ天職でも参考として「auから即UQは短期解約になるのか」を別記事にて詳しくまとめていますので、アナタの携帯会社が違ったとしても一度目を通しておくことをオススメします。
まとめ
今回の記事ではiPhone13の購入は待つべきなのか、買うべきなのかを解説しました。
元携帯ショップ店員の意見は「iPhone13を買うべき!」となり、さらにお得に購入したいのであれば携帯会社が行っている「端末のみ購入値引き」のキャンペーンを活用することがポイントだと分かりました。
そもそもiPhone13の購入は待つべき!買わない方がいい
このような口コミを聞いたり情報を目にして購入すべきか迷っていたのであれば、これはiPhone14が発売する前のリーク情報を元にした口コミなので「今となっては古い情報」となります。
2023年は携帯会社がiPhone13に「端末のみ購入値引き」を行う限り間違いなく【買うべき!】モデルだと言えますので、何のiPhoneを購入するか悩んでいた方は是非とも検討してみるといいでしょう。
最後に元携帯ショップ店員からの忠告として
この内容には必ず目を通しておくようにしてください。
お得にiPhone13を購入するために携帯ショップへと行ったのに、携帯販売員の提案を鵜呑みにしてしまいユーザー側にとって損な購入方法となる可能性も考えられます。
「回線契約値引き」とは何なのか、「端末のみ購入値引き」とは何なのか、「返却プログラム」とは何なのかを再度確認して仕組みを理解したうえで、iPhone13を安くお得に購入できるようになりましょう。以上
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