ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えは、多くのユーザーが「通信費を安くできる」ため、是非とも検討すべき手続きと言えます。
この記事では
ワイモバイルに乗り換えるメリット・デメリットをまとめており、それぞれの項目に目を通した上で、メリットの方が強く感じるようなら今直ぐにでもワイモバイルを契約して問題ないでしょう。
合わせて、分かりやすいように「ワイモバイルに乗り換えがおすすめな人」も最後に記載していますので是非とも参考にしてみてください。
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えるメリット
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えは、通信費の節約以外にもメリットがあります。
理由もなくソフトバンクの料金プランを契約しているのであれば、ワイモバイルに乗換えるだけで多くのメリットが受けられるかもしれません。
ワイモバイルへの乗り換え手続きは非常に簡単なので、この記事を機に検討してみることをオススメします。
□ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えるメリット
- 通信費を大幅に安くすることができる
- 手数料無料で乗り換え可能
- ソフトバンクで手続きが出来る
通信費を大幅に安くすることができる
ソフトバンクの料金プランはデータ使い放題プラン(メリハリ無制限)がメインのプランとなっており、基本料金は約7,000円ほど。さまざまな割引を組み合わせても月額5,000円が最安値になるため決して通信費が安いとは言えません。
データ量を使わないユーザー向けに従量制を採用したミニフィットプランも提供をしていますが、1GBで2,000円~3,000円、2GBで3,000円~4,000円とデータ量の割には金額が高めの設定です。
ワイモバイルに乗り換えれば
3GB→1,000円~2,000円
15GB→2,000円~3,000円
25GB→3,000円~4,000円
上記の金額を目安に契約できますので、データ量が毎月25GBで足りるなら確実に通信費を安くすることができます。
手数料無料で乗り換え可能
携帯電話の契約手続きには手数料がつきもの。
機種変更や乗り換え手続きを店舗で行うと、その都度3,850円の手数料が請求されます。
ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えは、なんと手数料が無料になりますので通信費を節約できるだけでなく、手数料の節約にも繋がります。
1台だけでなく、2台・3台と複数台の見直しを検討しているなら、大きなメリットになること間違いなしでしょう。
ソフトバンクショップで手続きが出来る
ワイモバイルのように格安で利用できる通信事業者は「格安SIM」と呼ばれています。
格安SIMの特徴として、通信費を安くできる代わりに、店頭での受付をしていない事業者が多くオンラインでしか申し込み・問い合わせを出来ないことがあげられます。
その点ワイモバイルは、ワイモバイルショップでの店頭受付が可能なだけでなく、ソフトバンクショップでの手続きが出来てしまうのです。
インターネットからの申し込みに自身がない人や、スマホの初期設定・操作方法にうとい人にとって実店舗で契約可能な点は、最大のメリットだと言えるでしょう。
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える手順
実際にソフトバンクからワイモバイルへと乗り換えるなら、どのような流れになるのか基本的な手順をまとめました。
一連の流れを把握していれば携帯ショップでの申し込みで戸惑うことも少なくなり、店頭に足を運ぶ余裕がなければオンラインショップでの手続きも可能になります。
是非とも参考にしてみてください。
□ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える手順
- SIMのみ契約or端末セット契約を決める
- どの料金プランにするかを決める
- 契約する場所を決める
- 必要なものを準備して乗り換える
SIMのみ契約or端末セット契約を決める
ワイモバイルに乗り換える時は、今のスマホをワイモバイルで使うのか、新しいスマホに買い替えるのかを最初に考えましょう。
今のスマホをそのまま利用するなら「SIMカードだけ」を、ソフトバンクからワイモバイルに変更すればOKです。
新しいスマホに買い替える必要がないので、データ移行を不安がったり、スマホの操作性が変わる心配もありません。
ワイモバイルの契約と同時に新しいスマホへと買い替えを検討するなら、新しく購入するモデルによってオススメの手続き方法が変わってきます。
Androidスマホかつ高い性能を求めない場合は、ワイモバイルへと乗り換えるタイミングで同時にスマホを購入してOK。
iPhoneを購入する場合と、高性能なAndroidスマホ検討しているならソフトバンクで機種変更してからワイモバイルへと乗り換える手順がオススメとなります。
どの料金プランにするかを決める
ワイモバイルの料金プランは「Sプラン」「Mプラン」「Lプラン」の3種類から選ぶ事が出来ます。
データ容量はそれぞれ
Sプラン・・・3GB
Mプラン・・・15GB
Lプラン・・・25GB
料金設定は下図のようになります。
家族の回線状況や、家庭のWiFi環境によってはセット割引が適用されますので、条件が当てはまるなら通常価格よりも1,188円安く契約可能。
通話プランに関しては、何もオプションを付けない場合30秒ごとに20円の通話代が加算されます。
通話オプションを検討するなら
10分かけ放題・・・770円
時間無制限かけ放題・・・1,870円
上記2つのどちらかを選んで追加を行いましょう。
契約する場所を決める
ワイモバイルへの乗り換えはワイモバイルショップ以外にも様々な場所で手続きを行うことが出来ます。
代表的な手続き場所としては
- ソフトバンクショップ
- 家電量販店
- イオンなどの商業施設
- オンラインショップ
などがあげられます。
ワイモバイルショップ・ソフトバンクショップは乗り換え以外の手続きも同時にできる為、名義変更や支払い先の変更、利用停止・解約なども検討しているならオススメでしょう。
家電量販店や商業施設は、待ち時間が少ない傾向にありますので手続きを急いで終わらせたいなら選んでみてもいいかもしれません。
またオンラインショップでの手続きなら、店頭に行く必要なく好きなタイミングで契約できます。
必要なものを準備して乗り換える
ワイモバイルに乗り換える際の、料金プランや場所を決めましたら「契約に必要なもの」を準備して乗り換え手続きに備えましょう。
乗り換え手続きに必要なものは
- 本人確認書類
- 支払い設定するためのカード
- スマートフォン
基本的に上記3つとなります。
本人確認書類は主に「運転免許証」「マイナンバーカード」「日本国パスポート」を使用することが多くなりますが、他にも何点か本人確認として使える書類はありますのでコチラをチェックしてみてください。
アナタ自身が契約していない異名義の回線や、代理人の受付になると必要書類が追加で必要になりますのでご注意ください。
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えるデメリット
ワイモバイルにすれば安くなるのは分かったけど、本当に乗り換えてしまって大丈夫かな?
このような不安を感じることもあるでしょう。
ソフトバンクから乗り換えてしまうことにより、どのようなデメリットがあるのかを具体的にまとめていますので不安を感じているなら必ず目を通すようにしてください。
全ての項目を確認して問題ないと感じたならワイモバイルに乗り換えて問題ないかと思われますので、安心して手続きを進めるといいでしょう。
□ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えるデメリット
- 25GB以上の料金プランがない
- 家族のソフトバンク料金が高くなる可能性
- 最新スマホの取り扱いが少ない
- ソフトバンクメアドの継続は設定が必須
25GB以上の料金プランがない
ワイモバイル最大のデメリットは、契約できるデータ量が「最大25GBまで」ということ。
毎月25GB以上データ量を使っているユーザーが、ワイモバイルを契約してしまうと速度制限により大きなストレスを抱えてしまいます。
ワイモバイルを契約するなら、毎月のデータ消費が25GB以下であるのを確認した上で手続きを進めるようにしてください。
ちなみに、オプションとして「データ増量オプション」がありますので、毎月550円の料金を支払えば30GBまでデータ量を増やすことは可能です。
家族のソフトバンク料金が高くなる可能性
ソフトバンク料金プランは、家族で複数回線の契約をすることにより「家族割」の値引きが適用されます。
ソフトバンクとワイモバイルは同じグループとしてサービス提供を行っていますが、ソフトバンクとワイモバイル間での「家族割」は適用されません。
その為、アナタがワイモバイルに乗り換えをすることにより、ソフトバンクで契約を続ける家族回線の「家族割」が無くなり通信費が高くなるかもしれないのです。
基本的にソフトバンク家族割の値引き額は
2回線・・・660円
3回線・・・1,210円
家族で3回線ソフトバンクを契約している状況で、1回線だけワイモバイルに変更したなら、ソフトバンクに残る2回線の家族割が1,210円→660円に減額するので要注意。
ソフトバンク4回線以上で家族割を組んでいれば、1回線抜けたとしても家族に金額変動はありませんので安心して良いでしょう。
最新スマホの取り扱いが少ない
ワイモバイルはソフトバンクと比較すると、取り扱いスマホが少ないデメリットがあげられます。
2023年8月現在、iPhoneは14シリーズが最新となりますがワイモバイルから販売されているのは「iPhone12シリーズ」と「iPhoneSE3世代」のみになっています。
Androidスマートフォンは最新モデルの販売を行っていますが、ハイスペックモデルの取り扱いはありません。
本体価格が2万円~5万円ほどのラインナップから選ぶことになりますので、高いカメラ性能を求めている場合や、重めのゲームアプリを楽しみたいユーザーならワイモバイルからの端末購入は止めておくべきでしょう。
ソフトバンクメアドの継続は設定が必須
ソフトバンクのメールアドレス(@i.softbank.jp)を使用しており、今後もソフトバンクのメアドが必要ならワイモバイルに乗り換えてから「メールアドレス持ち運び」の設定をご自身でしなければなりません。
以前までは、ソフトバンクから他社へと乗り換えてしまった時点でメアドは消滅していましたが、2021年12月以降から「メールアドレス持ち運び」の設定をすることで、他社に乗り換えた後も継続利用が可能になりました。
いずれにしても、メールアドレス持ち運び設定はユーザー自身が行う手続きとなり、ショップでは基本的に対応してくれません。
またメールアドレス持ち運びには月額330円の費用が発生します。
ソフトバンクからワイモバイルがおすすめな人
結局のところワイモバイルに乗り換えた方が良いのか、ソフトバンクの契約を続けるべきなのか分からないと悩んでいるなら下記に記載している「ソフトバンクからワイモバイルがおすすめな人」を確認してみましょう。
当てはまる項目があればワイモバイルへの乗り換えはおすすめです。
□ソフトバンクからワイモバイルがおすすめな人
- データ量が25GBで足りる
- スマホを新しく買い替える予定がない
- 60歳以上で通話をたくさんする人
データ量が25GBで足りる
毎月のデータ消費量が25GBで足りるならワイモバイルに乗り換える事で、確実に通信費が安くなるため非常にオススメです。
3GB・15GBで足りる場合はさらに大幅な節約に繋がりますので、直ぐにでもワイモバイルへと乗り換えてしまいましょう。
ワイモバイルを契約してから半年間は「データ増量オプション」が無料になることもあり
Sプラン・・・5GB
Mプラン・・・20GB
Lプラン・・・30GB
上記のデータ量で契約ができます。
スマホを新しく買い替える予定がない
新しいスマホの購入を考えておらず、今のスマホをそのまま使う予定ならワイモバイルへの乗り換えはオススメです。
今のスマホをそのまま使うなら「SIMカードの交換だけ」でワイモバイルの契約は完了します。
もしも新しいスマホに買い換えたいと検討しているなら「ワイモバイルのデメリット」でも解説したように、取り扱いスマホが少ないので、先ずはソフトバンクで機種変更してから、ワイモバイルに乗り換えるかを再度考えるようにしてみましょう。
Androidスマホかつ高い性能を求めていない場合は、ワイモバイルへの乗り換えと同時にスマホを購入するのは有りです。
60歳以上で通話をたくさんする人
ワイモバイルは、かけ放題オプションを1,870円でサービス提供していますが、利用者が60歳以上の場合は割引が適用され770円でかけ放題を利用できるようになります。
ソフトバンクのかけ放題オプションは1,970円になりますので、ワイモバイルに乗り換えれば大幅な通信費節約に繋がることでしょう。
まとめ
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えるとほとんどのユーザーさんが通信費を節約できるため、是非とも見直しすべき内容だとお分かりいただけたかと思います。
- データ量が25GBで足りる
- スマホを新しく買い替える予定がない
- 60歳以上で通話をたくさんする人
上記項目が当てはまるソフトバンクユーザーさんは、今すぐにでもワイモバイルへと乗り換えるべきでしょう。
気をつけるポイントとしては
データ量が25GBで足りない場合はワイモバイルだと対応が出来ないので、ソフトバンクの使い放題を継続利用すること。
新しいスマホの購入を検討しているなら、先ずはソフトバンクで機種変更手続きを終わらせてからワイモバイルに乗り換えること。
ワイモバイルは型落ちモデルや性能の低いモデルしか取り扱いがされていませんので覚えておきましょう。
通信費が安く出来るのは理解できたけど、何となく不安と感じているなら「ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えるデメリット」に再度目を通していただき、切り替えるべきか判断するようにしてください。以上
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