「疲れた〜」「暇だね〜」「辞めたいな〜」
アナタは毎日働きながら上記のような口癖を言っていませんか?
「仕事ができない人」ほど印象の悪いセリフを発言してしまっており、一緒に働いている同僚・上司・部下から幻滅されるキッカケにもなりかねません。
「自分はそんな事言っていない!」
口癖は無意識に発される言葉なので、自分で言ってしまってることにさえ気づいてない可能性も考えられます。
仕事ができない人の口癖をまとめましたので、再度ご自身で発言してしまっていないか思い返しながら目を通してみるようにしてください。
仕事ができない人の口癖
仕事ができない人は多くの口癖を無意識かつ、日常的に使用しています。
アナタも無意識に発している言葉がないかチェックしていただき、仕事ができない人の仲間入りをしないよう気をつけるようにしましょう。
万が一にでも「このセリフ言ってるわ…」と当てはまるものがあれば、ガッカリする必要はありません。
言ってはいけないセリフとして覚えておくだけで、これから使わないように意識が改善されたり、無意識に発しても「あっ、言ってしまった!」と瞬時に自分で気づけるようにもなります。
それでは
仕事ができない人にならない為に「言ってはいけない口癖」をチェックしていきましょう。
でも
言い訳したい時に「でも…」言っちゃいますよね。
本人からすると言い訳ではなく、「そういうことでは無い」「違うんですよ!」と意図を伝えたい状況かと思うのですが
「でも~」を使う場合には、相手を反論・否定したいと言う気持ちも含まれており、なお更に自分は間違っていないと自己防衛するための切り出し方でもあります。
仕事を頼んでいるクライアントや上司、同僚からすれば「この人には言ってもムダ」と飽きれられてしまうことでしょう。
だって
自分が悪くない時「だって…」と言ってしまう人いるのではないでしょうか。
だって〇〇さんに言われたから……
だってスマホの充電が切れてたから……
「だって」はミスをした際に責任転換として、誰かのせい・何かのせいにするために使う言葉です。
相手からすると関係ないことなので「だから何なの?」と、さらに激詰めされてしまい、アナタの肩身が狭くなるだけでしょう。
だって…と言いたくなった時は
「申し訳ありません、私の管理ミスです。」
先ずは潔くミスを認めるようにしましょう。
めんどくさい
仕事に対してやる気がない時や、今の会社でステップアップしたいと考えてないなら、仕事を任される度に「めんどくさい」と感じていることでしょう。
感じるだけならまだマシですが、態度に出てしまっていたり、無意識に口癖になっている場合も珍しくありません。
仕事を任せる立場の人は、「めんどくさい」なんて言われれば二度と頼みたくなくなりますし、任せることも不安になるはず。
仕事でめんどくさいと感じるシーンが多いようなら、別記事の「向いてない仕事のサイン」に目を通していただき、転職も視野に行動していくことをオススメします。
疲れる・疲れた
誰しも働いたら疲れるのは当たり前ですが、毎日のように「疲れる」「疲れた」と言われたら、聞いてる側は鬱陶しいと感じますよね。
疲れたと口癖のように言ってしまう人は「仕事を頑張ってますよ!」と周りにアピールしたい気持ちの現れ。
頑張ってる姿を理解して欲しいなら「疲れた」の口癖は逆効果。
- あれだけの仕事で疲れるの?
- 大した事もしてないのに面倒な人だな
- かまってちゃんなのかな?
このようにマイナス視点でしか捉えられませんので、気をつけた方が身のためでしょう。
時間が無い
仕事が間に合わないシーンで「時間が無い、時間が無い」と連呼する人は多く、この口癖は仕事ができない人の典型的な例。
仕事が出来る人は「スケジュール管理」が上手く、計画的に仕事を終わらせる特徴があります。
スケジュール管理ができる人は、仕事を受ける時点で時間が間に合わないなら「断る」もしくは「期間を延長する」という選択肢も提案する事ができるでしょう。
時間がない!と、アタフタしている姿は「スケジュール管理が出来ない人間」とアピールしているだけなので、気をつけるようにしてください。
忙しい
仕事ができない人ほど「忙しい」との口癖が身につきやすくなります。
とくに仕事の歴が長くなるにつれて、同僚や部下から質問される事が多くなり「今忙しいから!」「忙しいの見て分からない?」と突き放すシーンは珍しくありません。
一応の付け加えで
誰かと会話をしてる最中だったり、機器などを取り扱っており手が離せないタイミングなら「見て分からない?」と言いたくなるのは分かります。
このような場合は、忙しいではなく「電話対応中だから手が離せない」と明確な理由を述べるように意識してください。
忙しいと発言するほど、マルチタスク能力が低く仕事ができない人なんだと周りからの評価されますので覚えておきましょう。
やめたい
仕事に対するモチベーションが低くなると、何かある度に「やめたい」と言うようになってしまいます。
本当に悩んでいる人は口癖のように辞めたいと周りには言いふらしません。
仕事に対するストレスから、かまって欲しい、話しを聞いて欲しいとの心理から「やめたい・やめたい」と毎日言うようになってしまうのですが
周りからすれば
「やめたいなら、さっさと辞めればいいのに」
「この前せっかく相談乗ったのに、また言ってるよ」
最初は多少なりとも心配されるかもしれませんが、いずれは呆れられて冷たい目でしか見られないようになるかもしれません。
知らなかった
仕事でミスをしてしまった時に、教えてもらっていなかった事なら「知らなかった」と言いたくなりますよね。
別に「知らなかった」としても、教えてない上司が悪いので1回や2回なら問題ないでしょう。
しかし「知らなかった」と言う背景には、自分のせいでは無いと責任転換する意味も込められていますので口癖のようになると
「じゃあ分からなかった時に聞けよ!」
「この人は責任感がないスタッフだ」
周囲からの評価はどんどん下がってしまいます。
言われてない
知らなかったに近い口癖ですが、「言われない」「言われてなかったので…」はさらに印象が最悪な口癖となります。
仕事は自ら率先して取り組むことが求められますが、「言われてません」と発言する人は指示がないと動けない能力の低い人間として評価されてしまいます。
上司の立場から見ても
「1から10まで教えないと分からないの?」
「仕事を任せるのは不安でしかない…」
完全に仕事が出来ない人として判断されてしまいますので、気をつけるようにしましょう。
無理です
仕事で楽をしたい時や、最低限の労力で働こうとする人は、上司から仕事をお願いされても平気で「無理です」と言ってしまいます。
今の会社でステップアップする気がないなら、別に問題ない発言かと思いますが、あまり活用しすぎるとクビを切られる可能性もあるので気をつけましょう。
ステップアップしたい気持ちがあるのに「無理です」と簡単に断るのは、アナタ自身のクビを締めている行動になります。
本当に無理なら、なぜ断るのか明確な理由付けをすること。
この点を意識して今後は返答するようにしてください。
どうしたらいいですか?
仕事でやり方が分からない時、やることが無くなり何をしたらいいか分からない時に
「どうしたらいいですか?」
「何すればいいですか?」
自分で考える習慣がない人は、無意識の内に上司から指示をしてもらおうと「指示待ち人間」になってしまいます。
見方を変えれば率先的に仕事に取り組んでいるスタッフなのかもしれませんが、上司からすると「自分で考えて行動できないの?」
このような感情を抱かれても仕方ありません。
何をすればいいのかを、上司に質問したいのであれば
「次は〇〇をする予定ですが問題ないでしょうか?」
「□□が間に合ってないようなので手伝ってきます。」
具体的な案を伝え、「YES」or「NO」の指示を仰ぐように意識してみてください。
しょうがない
目標が達成できないと感じた時や、商談を失敗してしまった場面では誰でも「しょうがない」と言いたくなるもの。
モチベーションが低い状態ほど何ごとにも「しょうがない」と自分に言い聞かせたり、周りにも言い聞かせ、実現出来なかった目的から目を背けようとします。
仕事を任せていた上司からすれば「向上心のない人間」「やる気がない」と判断されやすくなりますので、口癖のように発言するのは控えたほうがいいでしょう。
一応
自信のない人は事ある毎に「一応」と言ってしまいがち。
「一応、確認しました」
「一応、大丈夫です」
上記の文面を見ると、それって何の一応!?って思ってしまいますよね。
「一応」には【十分ではないものの、最低限の条件は満たしている】という意味が含まれていますので、聞いている側からすると
大丈夫なの?大丈夫じゃないの?
モヤモヤした気持ちになります。
君やる気あるの?→一応やる気あります
昨日は何人来たの?→一応4人です
上記を見ても分かるように「一応」なんて、そもそも使う必要ないですよね。
仕事ができない人の口癖を治す改善方法
仕事ができない人の口癖を治す方法は、普段から口癖を発さないようにする事です。
当たり前のような方法となりますが、口癖を治すという行為は簡単なものではありません。
言ってはいけない口癖を発さないためには
- 言ってはいけない口癖を知る
- 仕事ができる人の口癖を使うようにする
この2つを組み合わせることが有効的。
詳しくそれぞれの内容を確認してみましょう。
言ってはいけない口癖を知る
前項にて「仕事ができない人の口癖」を紹介しましたが、実際に言ってしまっていた口癖はどれくらいあったでしょうか?
口癖を治すためには
そもそも言ってはいけない口癖が何なのかを知る必要があります。
言ってはいけない口癖を認識していれば、セリフを発した後にでも「あっ、今言ってしまった」と気づき反省することができますので、少しづつでも改善に近づけます。
ちなみに今アナタは当記事で記載されていた言ってはいけない口癖を何個くらい思い返すことができますか?
口癖を知るだけでも効果はありますが、言ってはいけないワードを記憶しておくことは更に効果が期待できる対処法と言えます。
余裕があれば「知る」だけでなく「覚える」まで意識していただき、治していけるように努力してみましょう。
仕事ができる人の口癖を使うようにする
仕事ができない人の口癖があるように、仕事ができる人の口癖も実はあります。
仕事ができない人の口癖を言わないようにするのはもちろん重要なことですが、それ以上に「仕事ができる人の口癖」を発する習慣が身につけば、周囲からアナタの見え方は大きく変わることでしょう。
下記にて「仕事ができる人の口癖」を紹介していますので、是非ともこれから活用するようにしてみてください。
仕事ができる人の口癖を知ろう!
仕事ができる人は曖昧な受け答えをせず、明確な答えを提示してくれる特徴があります。
責任感あるセリフを発言するシーンも多く、相手側からすると安心感を感じることから仕事を任せやすくなったり、できる人だと認識してくれるようにもなります。
3つのセリフを紹介しますので「仕事ができる人」になるための第一歩として、口癖に取り入れてみましょう。
□仕事ができる人の口癖3選
- 〇〇までに終わらせます
- 挑戦(チャレンジ)ですね
- ありがとうございます。
〇〇までに終わらせます
仕事ができる人は、自分の発言に責任を持って行動しようとするため明確な「期日」を宣言し、その期日に向けて仕事に取り組む特徴があります。
上司に仕事を頼まれたら
「10分で終わらせます。」
「2週間後に提出で問題ないでしょうか?」
このように「時間」「期日」を明言するようにしてみましょう。
挑戦(チャレンジ)ですね
仕事を頼まれた時に、忙しくても、無理難題でも
「チャレンジですね!」
と受け答えする人ってカッコイイですよね。
仕事ができない人の口癖に「無理です」「出来ません」「時間がない」など様々なセリフがありましたが、【挑戦してみます】と言い換えるだけで、仕事を任せる側も安心できますし応援したくなることでしょう。
頼まれた仕事内容が明らかに実現できないようなレベルであれば、「挑戦してみますが、この内容だと……」と意見を伝えて、代替え案を求めるようにしてください。
ありがとうございます。
仕事ができる人は、人に物事をお願いすることも上手い特徴があります。
自分一人だけでは処理できる仕事量が決まっていることを理解しており、業務量が一定のレベルを超えると人の手も借りて仕事に取り組まなければなりません。
仕事ができる人は常に感謝の気持ちを持っており、何かをしてもらえば「ありがとうございます」
いつも一緒に働いてる人がいれば「いつも本当に助かってます」と、言葉に出して相手に直接伝えている人がほとんどなのです。
仕事ができない人ほど、「俺のおかげで…」「自分がいないとダメだな」と勘違いしやすく、周りに感謝をすることもなくなるので気をつけるようにしてください。
まとめ
仕事ができない人は決まって同じような口癖を使っています。
しかも無意識のうちに「疲れた〜」「でも…」「仕方ない」と、何回も何回もセリフを吐いていますので、周り人達からすれば足を引っ張る不快な存在と見られている可能性もあるでしょう。
口癖を治すためには、今回紹介した「仕事ができない人の口癖」を知っていただき、日頃から使わないように意識すること。
また言ってはいけない口癖を知るだけでなく、覚える(暗記する)ことによってさらに効果的な改善が見込めるはずです。
せっかくなら今回の記事をキッカケに
「仕事ができる人の口癖」も知っていただき、こちらの口癖を意識して使えるようになることで、職場でのステップアップに繋がるかもしれません。
是非とも取り入れてみるようにしてください。以上
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