会社には不思議なもので職場の雰囲気を悪くする鬱陶しい存在が1人や2人いるもの。
1人でかってに悲しんだり、べそかくだけなら周りに迷惑をかける訳ではありませんので好きにやってと言う感じですが、大多数の雰囲気を悪くする人は
「キレて周囲に喚き散らかしたり」
「不快になるセリフを言い続けたり」
「生意気な態度でイラッとさせてきたり」
相手へと嫌な思いをさせて雰囲気をぶち壊す特徴があります。このような人のせいで、アナタが不快な気持ちになる必要はありません。
今回の記事では「職場の雰囲気を悪くする人の特徴」と「対処法・辞めさせる方法」を具体的にまとめていますので参考にしてください。
職場の雰囲気を悪くする人の特徴
職場の雰囲気を悪くする人は、決まって似たような特徴を持っています。
怒りの感情をコントロール出来ないタイプ、モチベーションが低いネガティブなタイプ、自分のことしか考えていない自己中心的なタイプなどなど。
系統としては何種類かに分類されますが、いずれも周りに悪影響を及ぼす迷惑な存在となることに変わりはありません。
以下に特徴を詳しくまとめていますので職場に当てはまる社員がいるなら、今後の対応を気をつけるように意識してください。
□職場の雰囲気を悪くする人の特徴
- すぐに怒る・ブチ切れてしまう
- 不満や愚痴などネガティブな発言が多い
- 人の悪口ばかり言っている
- 素直になれず嫌味でしか表現できない
- 自己中心的で相手に感謝しない
すぐに怒る・ブチ切れてしまう
職場の上司や、一緒に働いている同僚に些細な事で怒りだす人はいませんか?
怒られたら誰しもがへこんでしまいますし、自分が怒られなくても誰かが怒られている姿を見るのは気分が悪くなるもの。
また、1人でもよく怒る人がいると反発して怒ってしまう人が他にも出てきますので、職場の雰囲気は険悪ムードになりやすくなります。
直ぐに怒ってしまう人は、「こうあるべき」との固定概念が強く仕事に対する考え方を人に押し付けやすく、パワハラもしやすい傾向にあるため関わる際は注意が必要でしょう。
不満や愚痴などネガティブな発言が多い
「きついな〜」「早く帰りたい」「〇〇さん本当に面倒くさい」「なんで自分が…」このように、愚痴や不満を口に出して周囲に言いふらす人がいると職場の雰囲気は悪くなってきます。
最初は愚痴を聞くのって楽しいですし、相手に頼られている感覚になるため話を聞いてあげたくなります。
しかし、毎日のように同じ愚痴を聞かされると鬱陶しくなりイライラしてくることもあるでしょう。
最悪の場合は、愚痴や不満を聞いてばかりいると不思議なもので、症状が伝染してしまいアナタ自身が職場の愚痴や不満を言いふらす存在になってしまう可能性も考えられます。
気づけばネガティブな発言ばかりする人の集まりとなってしまい、職場の雰囲気はどんよりしていくことでしょう。
人の悪口ばかり言っている
愚痴や不満だけでなく、人の悪口ばかり言う人も職場の雰囲気を悪くする代表的な存在です。
悪口を言う時は基本的に本人がいない場所で陰口のように言いふらしますので、見ていて不快な気持ちになることは間違いないでしょう。
また、裏で悪口を言ってるのが本人にバレてしまった場合は間違いなく2人の関係は険悪になってしまい、それぞれのポジション(役職)によっては職場全体の雰囲気にも大きな影響を及ぼすことになります。
素直になれず嫌味でしか表現できない
「素直になれず嫌味でしか表現できない人」に対して、相手の事を理解してコミュケーションが取れているなら問題ありませんが、そのような性格と知らずに職場で接しているならめちゃくちゃイライラする存在となります。
例えば
「ありがとう」と一言いってくれたら良い場面で、「出来ないと思ってた凄いね」とか「このスピードで出来るなら他の業務も同じくらいでやってね」みたいな感じで、とにかくイラッとします。
このような人がいると職場の雰囲気はピリピリしてしまうことでしょう。
自己中心的で相手に感謝しない
周囲の同僚や、会社の部下達は自分のために働いている。
自己中心的な性格の人は上記のような偏った考え方をしてしまうため、常に上から目線で何をされてもなかなか相手に対して感謝をすることがありません。
頼んだ仕事を自分のためにこなすのは当たり前、休憩時間やシフト調整なども自分自身を優先して決めるなどなど、自己中心的な人と一緒に働くのは理不尽な事が多くイラッとする機会も増えます。
言い返そうにも、態度が大きいため生半可な気持ちで向き合うと、何倍もの強さで反感されて言いくるめられてしまうことも珍しくありません。
職場の雰囲気を悪くする人の対処法
活気ある職場にしたい、モチベーション高く働ける環境を整えたい。このように考えているにも関わらず「雰囲気を悪くする社員」に悩まされているなら、先ずは以下で解説する対処法を実施してみましょう。
一通り目を通して効果に期待出来ない、すでに実施しているということなら「職場の雰囲気を悪くする人を辞めさせるには」へとそのまま読み進めてください。
□職場の雰囲気を悪くする人の対処法
- 雰囲気を悪くする人とは関わらないようにする
- わざわざ機嫌を取ろうとしない
- 能力の低い人間だと割り切る
- 上司・人事担当に相談してみる
雰囲気を悪くする人とは関わらないようにする
職場の雰囲気を悪くする人の多くは気が強い性格の人ばかりなので、基本的には関わらないようにすることが最も合理的な対処法となります。
生意気な態度を改善したい、日頃の振る舞いを指摘したいと行動に移しても想像している何倍もの勢いで言い返される可能性が高い非常に危険な存在と言えるでしょう。
中途半端に関りを持ち、言い合いで負けてしまうと敵対視されて今まで以上に雰囲気を悪くする存在として職場に居座る事にも成り兼ねません。
わざわざ機嫌を取ろうとしない
雰囲気を悪くする人は高圧的な態度で接してくる機会が多いため、怒らせたり嫌われないよう機嫌取りをしてしまうことが多々あります。
機嫌取りは相手を調子づかせるだけなので毅然とした態度でコミュニケーションは取るべきでしょう。
結果的に怒ったり、嫌がらせをしてくるようになった場合は「雰囲気を悪くする問題行動を記録しておく」に目を通していただき、エビデンスを集めて辞めさせるための準備を整えておくようにしてください。
能力の低い人間だと割り切る
感情をコントロール出来ずに直ぐ怒ってしまったり、愚痴や不満を言いふらすことで周囲からどう思われるのか俯瞰的に物事を考えれないのは、「社会人として能力が低い」証拠です。
職場の雰囲気を悪くされてイライラしてしまうかもしれませんが、能力が低い人間だから仕方がないと考え方を割り切ることで、対象者が可愛く見えてきたり、哀れで可哀そうな存在に見えるようになってきます。
見え方が変わると、アナタの考え方や接し方に大きな余裕ができ今までストレスに感じていた状況もなんてことは無くなるかもしれません。
上司・人事担当に相談してみる
ここまで解説してきた対処法を実施しても、何も効果が出なかった場合は上司・人事担当者に対象者の問題行動を相談するようにしてみましょう。
職場の雰囲気を悪くする人は反抗心が強いため、基本的には「アナタ自身の考え方や行動の改善」によって対処していく方法を紹介してきました。それでもアナタのイライラが解消されないなら、問題の対象者本人に更生してもらう他ありません。
上司や人事に相談すれば会社の権力を行使して対象者にアプローチできるため、反抗心が強いタイプでも会社の指示であれば言うことを聞くしかないでしょう。
余りにも行動に問題があるようなら会社を辞めさせれる可能性もありますので、事項の「職場の雰囲気を悪くする人を辞めさせるには」を合わせて確認するようにしてください。
職場の雰囲気を悪くする人を辞めさせるには
対処法を実施しても、職場の雰囲気が改善されない。その社員の存在がどうしても気になって嫌な気持ちになってしまったり、イライラしてしまう。
このような悩みが頭から離れないなら、いっそのこと雰囲気を悪くする社員を辞めさせれないか方法を考えてみましょう。
周囲を嫌な思いにさせたり迷惑をかける人間は職場に必要とされませんし、会社にとってはリスクある存在でしかありませんので「辞めさせる」という考え方は合理的でもあります。
とは言っても不正や犯罪を犯すのは絶対にNGなので、以下で解説する正当な方法を参考にするようにしてください。
□職場の雰囲気を悪くする人を辞めさせるには
- 雰囲気を悪くする問題行動を記録しておく
- 同じ悩みを感じている仲間を探す
- 集団で問題行動を上司へと報告する
雰囲気を悪くする問題行動を記録しておく
問題行動ばかりする社員でも、周囲に迷惑ばかりかける社員でも会社を辞めさせるのは簡単な事ではありません。日本の法律では労働者がかなり有利なため解雇を言い渡すならそれなりの根拠が必要になります。
しかし、会社を辞めさせることが出来なくても「減給」や「降格」「異動」などを言い渡すことによって問題となっている性格面を抑えれたり、今の職場環境から存在を消すことは可能でしょう。
そのために必ず必要になる物は、対象者が職場の雰囲気を悪くしている証拠(エビデンス)です。
エビデンスは少しでも多くあった方が効果的ですし、内容が鮮明になるほど効力を発揮します。
いつ、どこで、誰が、どのように問題行動を起こしたのか、またその状況を見ていた当事者や周囲の社員名までメモに残しておくようにしましょう。
同じ悩みを感じている仲間を探す
職場にムカつく存在がいる時は、アナタ以外にも同じ考えを持っている人が必ずいるはずです。
時間がある時にでも対象者についてどう感じているか個別に質問していき同じ考えの人や、対象者のせいで悩んでいる人を先ずは探してみてください。
アナタが知らなかった問題行動を聞くことが出来たり、実際に対象者のせいでどれだけの人達が迷惑を被っているのか数値として明確できます。
逆に、周囲にヒアリングしてみたものの問題だと感じていたのがアナタ自身だけだったなんてこともあり得ます。この場合は「アナタの感覚がズレている」もしくは「会社そのものがヤバイ」という結論に至りますので、ご自身でどちらなのかは冷静に判断するようにしてください。
集団で問題行動を上司へと報告する
職場の雰囲気を悪くする人に対して「困っていた」「不快だった」「辞めてほしいと思っていた」このように不満や悩みを抱えている仲間がいたなら、個人としてではなく集団の意見として問題行動を上司へと報告するようにしてみましょう。
たった一人の問題社員によって、多くの人達が悩んでいるとなれば会社として無視する訳にもいきませんし、個人の意見として伝えるよりも事の重大さを理解してくれるはずです。
状況によっては会社を辞めさせることが出来るかもしれませんし、最悪の場合でも厳重注意がされるはずなので、対象者は反省して行動を改めることでしょう。
万が一にでも、行動や振る舞いが何も改善されないようであれば、「エビデンス集め→上司へ報告」と同じことを繰り返せば会社も対象者に見切りを付けるはずです。
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