朝起きたら仕事に行きたくない!今日は働けるモチベーションじゃない。
ツラいどうしよう、、、
このように悩みながら、イヤイヤ仕事に出勤した経験がある人は多いのではないでしょうか。
仕事に行きたくないと感じるのには必ず原因があり、決して「甘え」ではありません。
精神的にツライのであれば仕事は休むべきですし、無理して出勤し続ければ、精神的・体力的にも疲弊してしまい取り返しのつかない状況に陥る可能性も有り得ます。
この記事では、仕事に行きたくないと感じる代表的な理由や悩みを解決するための対処法を解説。合わせて絶対にやってはいけないNG行動も記載しました。
少しでも悩みの解消に繋がれば幸いです。
仕事に行きたくない!家にいたいと思うのは甘え?
「仕事に行きたくない!」
「家にいたい!」
このような考えを抱くようになると、自分は甘えているのではないか?
他の人達は普通に仕事をしているのに、家にいたいと考えてるのは自分だけ?
自分自信の考えに対して「メンタルが弱い」「甘えている」「ワガママすぎる」「ダメ人間」厳しく判断してしまっていませんか。
先ずは仕事に行きたくないと考えているのがアナタだけなのか、周りの人も考えているなら何割くらいの人達が同じことを思っているのかを、知ることから始めてみましょう。
仕事に行きたくないと思うのは普通のこと
仕事がツラい、行きたくない、休みたい。
このように思ってしまうのは、決して甘えではなく当たり前のこと。
BizHitsが2020年に実施したアンケート調査によると、なんと9割近くもの人達が「仕事に行きたくない」と思うことがあると分かっています。
つまり、「仕事に行きたい!」「仕事が楽しくて仕方がない」と感じている人の方がめちゃくちゃ珍しいという訳ですね。
10代~60代の働く男女500人にアンケート調査を行った結果、「仕事に行きたくないと思うことがある」と回答した人は91.2%(500人中456人)。
実に全体の9割以上にのぼることがわかりました。
BizHits
また、キャリアハイ転職が2022年に行った異なる調査でも「ほぼ全ての人が、仕事が憂鬱で会社に行きたくないと感じた」経験があると分かっています。
当サイトでアンケート調査を行った結果、ほぼ全ての人が、仕事が憂鬱で会社に行きたくないと感じたことがあると回答しました。
キャリハイ転職
仕事に行きたくないと感じるのはアナタの甘えではありません。
日本では生きていくために働かなければならず、好きな事を仕事に出来ている人もほとんどいらっしゃらないのが現実です。
仕事は程よく休暇を取り、休んでも立ち直れないほどツラい仕事なら転職を検討した方が身のためでしょう。
なぜ仕事に行きたくないと感じたのか知ることが重要
周りの人達も当たり前のように仕事に行きたくないと考えている事が理解出来たと思いますが
行きたくないと感じる想いの強さは人によって大きく異なりますし、悩みの原因によっては今後さらに悪化していくことも考えられるでしょう。
仕事に行きたくない理由は数種類にパターン化されていますので、アナタの原因がどこにあるのか先ずは自分自身で理由を知るようにしてください。
仕事に行きたくないと感じる主な理由
仕事に行きたくないと感じる主な理由は
- 会社の人間関係がツラい
- やりたくない仕事を担当している
- 残業が多く体力的に疲弊している
- 会社までの距離や気温差により通勤がキツい
ほとんどの場合が上記の項目どれかに当てはまるとされています。
どの理由で悩んでいるのか気づくことで、どのように対処すればいいのかも判断ができるようになるでしょう。
会社の人間関係がツラい
仕事を辞めたい、仕事に行きたくない理由で「人間関係の悩み」は常に上位へとランクインしています。
人間関係の悩みは自分だけで解決するのは難しく、第三者が介入しても関係の修復には時間を要する難解な問題と言えるでしょう。
上司からのパワハラ、同僚からのイジメ、仕事がまわってこないなどの仲間はずれ
事例は様々かと思いますが、このような場合の対処法は「家族・友達・同僚に相談してみる」を実践するようにしてください。
休暇を取ってもいいのですが、また復帰した時に職場の人間が変わっていなければ悩みが解決したことになりません。
先ずは周りの人達に相談してみて、気持ちの整理を行いましょう。
仕事を続ける方向での解決策が見つかれば実行に移し、解決策が見つからない、実行してみたけど解決しなかった時は
最終ステップとして「転職を検討する」ようにしてください。
やりたくない仕事を担当している
今の業種は好きなんだけど、実際に任されている仕事が苦手・嫌いでやりたくない!
このような悩みを抱えている人もいらっしゃることでしょう。
例えば
アパレル業界でお客様に合った商品を提案したり販売を行いたかったのに、商品の棚卸しを1日中させられている。
お客様の悩みをカウンセリングをする仕事なのに、商品の営業を掛けさせられている。
実際に筆者も「やりたくない仕事」を任された経験があり、この時は確かに仕事に行きたくないと感じた経験があります。
その時の内容は
現場で携帯販売をする仕事だったのに、実際の業務は店舗に掛かってきた電話の受電をする事。
筆者はとにかく電話で人と話すのが嫌いだったのでストレスに感じたのを覚えています。
このような時は「上司に相談し」担当している仕事を変えてもらえないか交渉するようにしてみましょう。
何も対応してもらえなかったり、甘えるな!と言われるようなら迷わず「転職を検討」するようにしてください。
残業が多く体力的に疲弊している
仕事が好きでも、職場が楽しくても残業が多い環境なら体力的に疲れてしまい「仕事に行きたくない」と感じてしまうこともあるでしょう。
この場合は無理して働きに行くと身体を壊してしまう可能性もありますので、「上司に相談し休暇を取ってみる」ように行動してみて下さい。
日本人は休みましょうと言えば
「他の人に迷惑が掛かる」
「簡単に休む訳にはいかない!」
このように考える方が非常に多いのですが、疲弊しているのに無理して働き続けても身体を壊すだけ。
結局のところ長期的な休暇を取る事になりますので、1日だけ休むよりもっと会社の人に迷惑を掛けることに繋がりかねません。
最悪、休まないにしても相談して休憩時間を多めにもらうなど工夫をするようにしてみてください。
会社までの距離や気温差により通勤がキツい
会社までの距離が長いとそれだけで仕事に行くのが憂鬱になるのは当たり前のこと。
会社への出社が9時だとして、家が近い人達は8時くらいに起きればいいのに対し、通勤に2時間掛かる人なら毎朝6に起きなければいけない訳です。
これに梅雨のジメジメした季節や、真冬の寒さが加わればモチベーションは最悪でしょう。
このような場合は、朝起きた時に「テンションの上がる行動」を取ってみるのがオススメ。
朝は血圧も低いですし気持ちが重たくなるのは仕方がありません。
運動をしてみたり、音楽を聴いたりアナタのテンションアップに繋がる何かを探してみましょう。
それでも悩み解決に繋がらなければ、上司に相談し店舗または部署移動を検討するようにしてみて下さい。
対応するのが難しそうなら、「引越し」もしくは「転職」が選択肢に入ってくることでしょう。
仕事に行きたくない時の対処法
仕事に行きたくないと感じたら、1人で悩みを抱えて我慢しながら働くだけでなく、誰かに相談してみたり、しっかりと休暇を取ることも大切です。
アナタがなぜ悩みを感じるようになったのか理由を明確にできたら、下記にまとめている対処法を確認し必ず行動に移すようにしてみてください。
人間は不思議なもので悩みを人に打ち明けるだけで、勝手にスッキリして解決してしまうことも珍しくありません。
是非とも参考にしてみるといいでしょう!
□仕事に行きたくない時の対処法
- テンションを上げる行動を取ってみる
- 家族・友達・同僚に相談してみる
- 上司に相談し休暇を取ってみる
テンションを上げる行動を取ってみる
仕事に行きたくないと考えている時は、テンションが低い状態にあると言えます。
つまりテンションが高くなれば、それだけで「今日も仕事を頑張るぞ!」というモチベーションに繋がる可能性も高くなるでしょう。
テンションを上げる方法は人によって異なりますので、自分自身ならどのような行動が効果的なのか先ずは考えてみるようにしてください。
参考までに例をあげると
- 運動をする
- 音楽を聴く
- ゲームをする
- お風呂に入る
- 大声を出す
このように方法は様々。
とくに寝起きは血圧が低くテンションも低くなりやすいので、少しでもテンションがあがる行動を行ってみるようにしてみましょう。
家族・友達・同僚に相談してみる
人間関係の悩みや、仕事内容に関する悩みを自分独りで抱え込むのはやめましょう。
先ずは誰かに悩んでいることを打ち明けてみるだけで、仕事に行きたくないストレスが解消される可能性もあります。
相談する相手は家族でも友達でもOK。
愚痴の内容によっては同僚に話すのも1つの選択肢となるでしょう。
相談するのは、ストレス発散に繋がるだけでなく、悩みの解決に繋がるアイデアが閃くこともあったり、相談相手から的確なアドバイスを教えて貰えることもあります。
1人で抱え込むのは絶対NG。
これだけは理解したうえで、誰に相談するかを今からでも考えてみてください。
上司に相談し休暇を取ってみる
残業続きにより体力的にシンドかったり、精神的な疲労を感じたら「無理して働く」という選択肢だけでなく、「休暇を取る」という選択肢も選べるようになりましょう。
過度な疲労により、重い病に掛かってしまうと結局は長期休暇を取って会社に迷惑を掛けてしまったり、アナタ自信の生活にも大きな支障をきたしてしまいます。
疲れた時はほどよく休む。
このようなマインドを意識しながら仕事には取り組むように心掛け、有給休暇があるなら積極的に消費していくようにしましょう。
注意点として
単なる酒の飲みすぎ、徹夜して遊んだ、こんな理由によって疲れたから休もうと考えているなら
アナタの素質が問われることにも繋がりますので、客観的な視点(第三者の視点)は意識して行動するようにしてください。
それでも難しいなら転職を検討してみよう
仕事に行きたくない時の対処法を実践しても悩みが解決しないのであれば、精神的に深刻な状態だと考えられるでしょう。
無理して働き続けると身体を壊してしまう可能性もあるので、これ以上は今の仕事を続けるのが難しいかもしれません。
このような場合は、他の仕事への転職を考えるようにしてください。
会社をスムーズに辞めるための手順は「会社を辞める3ステップ」にて解説していますので参考にしてください。
仕事を辞めてしまえば、もちろん仕事に行きたくない悩みは解決できますが、今の会社を辞めることにはリスクも発生します。
必ず辞めた場合のリスクや、辞めた後はどのように生活していくのかを確認したうえで行動には移すようにしましょう。
絶対にしてはいけないNG行動
もう仕事には行きたくないから知らない!
このように仕事に対して投げやりな気持ちになると、社会人としてやってはいけないNG行動を引き起こしてしまうことにも繋がります。
どれだけ辛くても、どれだけ辞めたくても
今から解説する「絶対にしてはいけないNG行動」は絶対にしないようにしてください!
□絶対にしてはいけないNG行動
- 無断欠勤をする
- 勝手に退職した気になる
無断欠勤をする
職場の環境や人間関係に大きなストレスを抱えると、何もかもが嫌になり「休みたい」と会社に伝えることさえ憂鬱になってしまいます。
「休みたい」と伝えても「なぜ?」「少しだけでも頑張れないの?」このような事をいちいち聞かれるのが想像できるので、会社に関わることへの拒絶反応として当たり前の心境と言えるでしょう。
しかし会社へと連絡をせずに休んでしまうと「無断欠勤」となり、結局はアナタに会社から連絡がきたり、無視しても緊急連絡先に指定している家族に電話がいきます。
状況によっては会社の人が家まで直接会いに来ることも。
ここまでする理由としては、アナタを働かせたいとか、引き止めたいと言う理由ではなく
会社には安全に働く環境を提供する法的義務があることから、出勤していない社員とどうにかして連絡を取る必要があるのです。
ここまでされるくらいなら、電話1本して休んだ方がマシですよね。
最近ではLINEによる文章でのやり取りができる会社もあるかと思いますので必ず何かしらの方法で休む意思は伝えるようにしてください。
勝手に退職した気になる
最もやってはいけないNG行動は「無断欠勤」を続けて、もう自分には関係ないとそのまま退職した気になる事です。
無断退職をしたからと言って、給料が貰えなくなったり、損害賠償請求をされるという可能性は低いのですが
契約時の内容によっては損害賠償請求をされてしまう事は有り得ますので、十分に注意する必要があります。
また無断退職は懲戒解雇にあたるため離職票や退職証明書には「重責解雇」と記載されることになります。
転職先を探すにあたって退職に関する書類を求められるのは普通なので、確実に今後の転職活動が不利になるのは間違いないでしょう。
まとめ
仕事に行きたくないと感じるのは甘えではなく普通のこと。
アナタの周りの人達もほとんどが仕事に行きたくないと考えている実態を知っていただけたのではないかと思います。
ただ悩みの原因によっては、今のまま我慢して仕事を続けることで「身体的・精神的」な病気へと発展してしまう可能性も考えられますので要注意でしょう。
なぜ仕事に行きたくないと感じているのか理由を明確にして頂き、その理由に応じた対処法を実行することで悩みの解決に繋がるかもしれません。
当記事で解説した対処法を試して頂き、それでも悩みが解決しないようなら「他の仕事への転職」も視野に行動するべき状況と言えるでしょう。
転職するということは、今の会社を退職する行為にも繋がりますので、その際に「絶対にしてはいけないNG行動」も合わせて解説しました。
悩みの原因を確認→原因に応じた対処法を実行→ダメなら転職も検討+絶対にしてはいけないNG行動
このような流れを把握した上で「仕事に行きたくない」という気持ちに正面から向き合ってみるようにしてみてください。以上
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