2022年10月に発売された「ipad pro12.9インチ(6世代)」と「ipad pro11インチ(4世代)」はCPUにMacBookにも使われている【M2チップ】を搭載しているため、期待度の高いiPadだと言えます。
しかし、2023年6月となった現在これら2機種のiPadを買うべきなのか、「ipad proの新型が発売されるのを待つべき」か悩んでいる方は多いことでしょう。
今回の記事では
- 新型のiPadを待つべき場合
- 2022年10月モデルを買うべき場合
それぞれについて詳しくまとめましたので参考にしてください。
iPad pro 新型の購入を待つべき場合
iPad pro 2022年モデルが10月に発売されましたが、次世代モデルとなる2023年モデルを待つべきなのか迷っている方は多いことでしょう。
ipad pro 新型の購入を待つべき場合をまとめましたので参考にしてください。
□iPad pro 新型の購入を待つべき場合
- ミリ波を使いたい
- 2021年モデルのProシリーズを持っている
ミリ波を使いたい
ミリ波とは5G電波一種で、30GHz帯から300GHz帯の電波を指します。
ミリ波は「超高速通信」を実現する電波として期待されているものの、ipad pro2022年モデルでは非対応となっています。
5G電波は「ミリ波」以外にも「Sub-6」という規格があり、後者のSub-6でipad proは5G通信を行う仕様。
ミリ波での通信をしてみたいなら、ipad pro 新型の発売を待つべきだと言えるでしょう。
2021年モデルのProシリーズを持っている
すでに2021年5月に発売されたiPadProシリーズの「11インチ(第3世代)」「12.9インチ(第5世代)」を持っているなら、iPadPro新型の発売を待つべきと言えるでしょう。
2021年モデルと2022年モデルの大きな違いは「CPUの違い」「ApplePencilのポイント操作」と言われています。
CPUに関してはM1チップからM2チップに変更されたものの性能は15%増しになった程度とされており、ApplePencilを使わない人にポイント操作機能は関係ありません。
厳密に言うと他にも進化した点はいくつかありますが、日常使いでは気にする点ではありませんので割愛させて頂きます。
iPad pro 2022年モデルを買うべき場合
2022年に発売されたipad proを待つべきではなく買うべき場合をまとめました。
当てはまる項目があるならiPadPro11インチ(第4世代)、iPadPro12.9インチ(第6世代)を今直ぐにでも購入することがオススメになるでしょう。
当てはまる項目がなければ
- 新型のiPadPro発売を待つ
- iPadPro以外(Air、無印)を購入する
上記のどちらかにアナタは該当する可能性がありますので
必ず目を通すようにしてください。
□iPad pro 新型 待つべきではなく買うべき場合
- ハイスペックiPadを直ぐにでも欲しい
- 12.9インチ大画面モデルが直ぐにでも欲しい
- 256GBより本体容量が多いiPadを欲しい
- 2眼レンズのiPadが欲しい
ハイスペックiPadを直ぐにでも欲しい
今直ぐにでもハイスペックのiPadが欲しいと考えているなら新型を待つことなく、2022年モデルの購入がオススメです。
- 動画編集をしたい!
- イラストを描きたい!
- ホームページを作りたい!
- オンラインゲームを大画面で楽しみたい!
Proシリーズはこのような要望を叶えてくれる理想のモデルとなりますし、2022年モデルの性能があれば超快適にサクサク作業を進められることでしょう。
新型の発売日は未定なので無理して待つ必要はありません。
12.9インチ大画面モデルが直ぐにでも欲しい
iPadProは11インチと12.9インチの2種類が販売されており、12.9インチの大画面モデルはProシリーズだけのラインナップとなります。
高性能を必要としていなくても、12.9インチと大画面のiPadを求めるのであればProシリーズ一択。
新型の発売日は分かりませんし、12.9インチが必ず販売される保証もありませんので、今直ぐ欲しいなら2022年モデルの購入がオススメでしょう。
256GBより本体容量が多いiPadを欲しい
本体にデータを保存出来る容量が256GBより多く必要ならProシリーズ一択となります。
iPad(無印・Air・mini)シリーズは全て本体の最大容量が256GBまでしかラインナップが準備されておらず、さらに高容量の512GB・1TBを求めるならProシリーズでしか購入することができません。
「購入を急いでいない」かつ「性能を求めていない」のであれば、Proシリーズ以外で512GBが発売される可能性を考慮し待ってみる選択肢もありますが
1年後・2年後いつになるか分かりませんので筆者としてはオススメしません。
2眼レンズのiPadが欲しい
iPadでもカメラを使いたいと考えるなら2眼レンズが搭載されたProシリーズはオススメ。
2つ目のカメラには超広角レンズが搭載されており、同じ立ち位置から広い画角での撮影が可能。
また「LiDARスキャナ」機能によって物との距離も測れるようになっていますので、計測や3Dスキャンもこなすことができます。
下位モデルのiPadAirでは実現出来ない機能となりますので比較材料として覚えておくといいでしょう。
ipad pro 2022年モデルのオススメポイント!
2022年10月に発売したipad proシリーズのオススメポイントを解説します。
□オススメポイント
- Apple最高峰のM2チップ搭載
- WiFi 6Eへの対応
- ApplePencilのマーキング機能
Apple最高峰のM2チップ搭載
頭脳となるCPUにM2チップを搭載したことで、前作のM1チップより15%性能アップ。
またグラフィックパフォーマンスに関しては35%もの性能アップを実現しています。
1秒間に15兆8千億回の演算が可能とのことでProシリーズの名に相応しい処理能力と言えるでしょう。
WiFi 6Eへの対応
WiFi 6Eとは、2.4GHz帯と5GHz帯と6GHz帯を利用するWi-Fi規格のこと。
今までは「WiFi 6」の規格により2.4GHz帯と5GHz帯の2つを利用していましたが、「WiFi 6E」に進化したことで6GHz帯も利用可能に。
WiFi 6Eを利用する場合は、自宅のWiFiルーターも対応している必要があるのでご注意ください。
ApplePencilのマーキング機能
ApplePencil第2世代はiPad専用のタッチペンとなりますが、2022年モデルのProシリーズには「マーキング機能」が追加されています。
通常はApplePencilをiPadに接触させなければ、ポイント部分が分かりませんでしたがマーキング機能により
iPadに触れなくても最大12mm上まで、Pencil先端のポイント部が表示されるように進化しています。
この機能によって、今までよりもさらにイラストや文字を描きやすくなりユーザーの利便性が向上することでしょう。
ipad pro はどこで買うのがオススメ?
実際にiPad Proを購入したいと感じてもいったいどこで購入すればいいのか分からない方は多いでしょう。
ipad pro11インチ(第4世代)
ipad pro12.9インチ(第6世代)
それぞれのモデルは
- Appleストア
- 携帯会社
- 家電量販店
主に上記の場所で購入が可能。
iPadには「WiFiモデル」と「セルラーモデル」の2種類が販売されており、携帯会社ではセルラーモデルしか販売されていませんので購入時は要注意です。
下記にてオススメの購入場所を記載しますが、分かりやすく本体容量128GBのみ掲載をしていますので購入の参考にしてください。
WiFiモデルならAppleストア
iPadProをWiFi環境下でしか使用する予定がないなら「WiFiモデル」の購入がオススメ。
WiFiモデルは「Appleストア」もしくは「Appleの公式オンラインショップ」での購入を検討するといいでしょう。
本体価格は
□ipad pro11インチ第4世代(128GB)
124,800円
□ipad pro12.9インチ第6世代(128GB)
172,800円
※2023年1月時点
セルラーモデルでもAppleストア
スマートフォンのように出先でiPadProを楽しみたいなら「セルラーモデル」の購入がオススメ。
WiFiモデルと異なり、セルラーモデルは携帯会社と契約した「SIMカード」を挿入できるようになりますので、WiFi環境下がない場所でもインターネットが楽しめます。
購入場所はWiFiモデル同様に「Appleストア」もしくは「Appleの公式オンラインショップ」での購入を検討するといいでしょう。
本体価格は
□ipad pro11インチ第4世代(128GB)
Appleストア 148,800円
ドコモ 166,980円
au 149,760円
ソフトバンク 167,760円
□ipad pro12.9インチ第6世代(128GB)
Appleストア 196,800円
ドコモ 219,890円
au 198,000円
ソフトバンク 221,760円
※2023年1月時点
まとめ
iPadPro新型の購入は待つべきなのか、それとも2022年モデルを買うべきなのか解説してきました。
2023年1月時点で作成した記事になりますので、アナタが読むタイミングによっては上記が変わっていることも考えられますが
新型iPadProの発売を待つべき人は
- ミリ波を使いたい
- 2021年モデルのProシリーズを持っている
ミリ波に関しては新型が発売されても対応するかは不明なので、待っても意味がない可能性は大いに有り得ます。
2021年モデルのiPadをすでに持っているなら、2022年モデルはほとんど代わり映えしていませんので無理して購入することはないでしょう。
iPadProの2022年モデルを買うべき人は
- ハイスペックiPadを直ぐにでも欲しい
- 12.9インチ大画面モデルが直ぐにでも欲しい
- 256GBより本体容量が多いiPadを欲しい
- 2眼レンズのiPadが欲しい
上記に当てはまる項目があれば迷うことなくiPadProを購入するようにしてください。
iPadを欲しいと考えているものの、「待つべき場合」「買うべき場合」それぞれに当てはまる項目が無かったなら、アナタはそもそもProシリーズを買わない方が良いのかもしれません。
iPadにはProシリーズ以外にも「無印・Air・mini」シリーズのラインナップがありますので、他のモデルも購入を視野に入れて考え直すようにしてみましょう。以上
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