iPhoneが熱くなる時の対処法!充電中の使用はリスクが大きいので控えましょう。

スマホ問題解決

iPhoneでゲームに熱中していたら本体が熱くなりすぎて、ゲームに集中出来なくなってしまった。

動画コンテンツやSNSを楽しんでいる時に、スマホを手に取ったら衝撃の熱さに驚いた。

このように「えっ大丈夫!?」と言いたくなるほどiPhoneが熱くなって驚いた経験をお持ちの方や、実際に熱くなりすぎる症状に悩んでいる人もいらっしゃることでしょう。

iPhoneが熱くなっているにも関わらず、無視して使い続けるのは故障の原因に繋がりますので要注意。

今回の記事では、「iPhoneが熱くなる主な原因」「iPhoneが熱くなった時の対処法」を詳しくまとめたので参考にしてください。

iPhoneが熱くなる主な原因

iPhone本体が熱くなる要因は様々ですが、基本的に熱くなってしまうタイミングや状況は決まっています。

どのような時に熱くなってしまうのか、熱くなる原因を知ればそれだけで悩みを解決できるかもしれません。

□iPhoneが熱くなる主な原因

  • CPUに過度な負荷が掛かっている
  • 充電しながら操作を続けている
  • 温度の高い室内で使用している

CPUに過度な負荷が掛かっている

iPhoneを持っているだけの時や、メッセージの返信をしている時に本体が熱いと感じた経験ってあまりないですよね?

これには明確な理由があり、iPhoneが熱くなるタイミングは「CPUに負荷が掛かっている時」だからです。

  • ゲームアプリを楽しんでいる時
  • SNSなどで動画を視聴している時
  • 4Kのような高画質動画の撮影時
  • 音楽のストリーミング再生中

おそらくは上記のようなタイミングでiPhoneが熱くなっていると思うのですが、これらの作業はCPU(頭脳)で常に膨大な処理を行っています。

処理を行う際は微量ながらも電流が流れており、処理する量が増えると電流の流れも比例して多くなります。また、電流の流れは発熱を生み出し、電流の量によって温度上昇も比例することに。

CPUが多くの処理を行う作業は、必然的にiPhone本体を熱くする結果に繋がりますので長時間の負荷を掛ける使い方は気をつける必要があるでしょう。

充電しながら操作を続けている

バッテリーを充電する時は、少なからずともバッテリーが発熱します。

充電時におこる多少の発熱は正常な現象となるため気にすることろではありませんが、充電しながらiPhoneを操作すると「充電と放電が同時に引き起こされる」ので、予想だにしない温度まで上昇してしまう可能性があります。

充電しながらのiPhone使用はバッテリーの劣化にも繋がりますので、充電の最大容量が減るデメリットも考えられるでしょう。

温度の高い室内で使用している

スマホの多くは金属で構成されていますので、一度熱を持つと瞬く間に本体の温度は上昇していきます。

使用する環境の気温が高くなるほど、iPhoneは熱を持ちやすくなり、熱を逃がしにくくなります。

iPhoneの操作環境は室温が0°~35°の場所で使用するように公式ページでは推奨しており、範囲外の環境で利用するとデバイスの動作が変化するとの記載があるほど。

気温が高くなる夏場は、使い方に気をつける必要があります。

スポンサーリンク

熱い状態のiPhoneを使い続けるのは危険

なんかiPhone熱くなってるけどそのまま使って大丈夫でしょ!

このように浅はかな考えで、熱い状態のiPhoneを使い続けることは非常に危険です。

本体の故障に繋がったり、大切なデータを消失する結果にもなりかねません。

具体的な事例を織り混ぜながら、熱くなったiPhoneを使用するリスクを解説します。

□熱い状態のiPhoneを使い続けるのは危険

  • バッテリーが膨張して飛び出してくる
  • 急な電源OFFやアプリが落ちる可能性
  • 初期化せざるを得ない状況になることも

バッテリーが膨張して飛び出してくる

充電をしながらiPhone操作を続けると、本体が熱くなるだけではなくバッテリーが膨張してディスプレイを突き破り飛び出してくる可能性があります。

充電中の使用は、充電と放電を繰り返すためバッテリー劣化を進行させると解説しましたが、同時にバッテリー内部へとガスを発生させてしまいます。

ガスが内部に溜まり続けるとバッテリーがパンパンに膨れ上がり、最終的にはiPhoneを破損させるほど膨張することも珍しくありません。

目に見えて膨張しているのが分かっているのに、そのまま使用を続けると発煙・発火、最悪の場合は爆発を引き起こすリスクもありますので気をつける必要があるでしょう。

急な電源OFFやアプリが落ちる可能性

iPhoneは本体温度が上昇し過ぎて故障してしまうのを防ぐために、iPhoneが熱くなりすぎると「高温注意」の警告を表示する仕様になっています。

警告が表示された場合は、直ちに電源を切り温度が下がるのを待ちましょう。

また急激に熱くなってしまった場合や、熱いままで長時間使い続けると、突然「アプリが落ちる」「電源が切れる」ことも有り得ます。

急にアプリが落ちたり、電源がOFFになるとプレイ中だったゲームのデータが飛んでしまったり、最悪のケースだと全てのデータが消失してしまう可能性も。

これくらい大丈夫だろう。

その軽い気持ちがアナタの大切なデータを失うキッカケにもなりますので、熱くなった時は気をつけるようにしてください。

初期化せざるを得ない状況になることも

急激な温度上昇により基盤が損傷してしまうと、iPhoneが作動しなくなってしまったり、再起動を何度も繰り返す「リンゴループ」という状態になってしまう可能性があります。

このような状態になると、本体を初期化するか本体交換するしか治す手立てがありません。

本体交換になればAppleの保証に加入していても1万円近くの費用が請求されますし、初期化だけで済んだとしても本体のデータが消えてしまうことになるでしょう。

スポンサーリンク

iPhoneが熱くなる時の対処法

iPhoneが熱くなってしまうなら、以下にて解説する対処法を実施するようにしてください。

筆者のオススメとしては「温度の低い環境でiPhoneを使用する方法」。考え方を変えると「iPhoneを冷やしながら使用する方法」となります。

熱くならないように意識することも大切ですが、ほとんどの対処法はiPhoneを使えなくなってしまう対策ばかり。

ゲーム・動画を楽しみながら熱くならないようにしたい!このように考えるなら「iPhoneを冷ましながら使用」すればいいのです。

基本的な対処法から、冷ましながら操作する対処法まで下記にて具体的に解説します。

□iPhoneが熱くなる時の対処法

  • 充電中の使用は控えるようにする
  • 画面の明るさを調節する
  • 不要なアプリを削除して整理する
  • 冷却シートを活用する

充電中の使用は控えるようにする

改善する方法として最も簡単で効果的な方法は「充電中の使用を控える」ことです。

充電と放電の繰り返しは、CPUに負荷が掛かっていない状況でもiPhoneが熱くなりやすいため、ネット検索やLINEの返信レベル程度でも高温になることはあります。

自宅で意味もなく充電コードに繋げながらiPhoneを使用している場合や、出先でモバイルバッテリーに繋げながらiPhoneを使っているなら、今すぐ改善すべき行動と言えるでしょう。

画面の明るさを調節する

iPhoneは画面を明るくするとバッテリー消費が早くなる特徴があります。

バッテリー消費が早い状態は、本体温度が上がりやすくなるため「画面を暗くする」だけでもiPhoneが熱くなるのを予防できるでしょう。

昼間の炎天下はiPhoneの画面が非常に見えにくくなりますが、画面の明るさを最大まで上げてしまうと周囲の気温も高いことから、急激に本体温度が上昇するリスクも考えられます。

画面を明るくすると見えやすくなりますが、熱くなるリスクが伴っていることは覚えておくようにしてください。

不要なアプリを削除して整理する

不要なアプリを削除する行為はiPhoneに掛かっている余計な負荷を減らせるので、間接的に本体が熱くなるのを防ぐ結果にも繋がります。

過去にダウンロードしたものの、見返したら全く使っていないアプリは意外とありますので今回を機にiPhone内を整理してみるといいでしょう。

冷却シートを活用する

iPhoneの温度上昇を抑えるには「冷却ファン」を活用するのが最も効果的ですが、サイズが大きい兼ね合いから日常使いとしてはオススメできません。

日常的にiPhoneの温度上昇を抑えれるアイテムとして最も最適なものは「冷却シート」でしょう。

冷却シートはiPhoneの背面に貼り付けたり、本体とケースの間に挟むだけで本体が熱くなるのを抑制可能。

今までと何も使い勝手が変わりませんので、是非ともお試しいただきたい製品と言えます。

下記に掲載している冷却シートは、最大8.2度もの温度を吸収する能力があるため非常にオススメです。

本体の熱が下がるのを待てない、遊びたいアプリを開くだけでiPhoneが熱くなってしまうと悩んでいるなら冷却シートを一度試してみるといいでしょう。

まとめ

今回の記事ではiPhoneが熱くなる理由や、熱くなるのを防ぐ方法を解説してきました。

iPhoneが熱くなるのを防ぎたい、すでに熱くなりやすくて困っている。

このように考えているなら「充電しながらのiPhone操作」を先ずはやってしまわないように心掛けてください。

内蔵されているバッテリーは消耗品となりますので少しづつ劣化していきます。充電中に操作すれば「充電と放電」が同時に発生することになり、バッテリーに大きな負荷が掛かりiPhoneは熱くなりやすく、バッテリーの劣化速度もはやくなることでしょう。

充電中に操作していないのにiPhoneが熱くなるなら「CPUに負荷の掛かる」コンテンツを楽しんでいる事から仕方ない状況となりますが、このような場合は「冷却シート」などを活用してiPhoneを冷ましながら操作するようにしてください。

本体が熱いのに、無視してiPhoneを使い続ければデータ破損や故障の原因となりますので、無理な使い方は控えるようにしましょう。以上

コメント

タイトルとURLをコピーしました